同作は、金も無ければ仕事も無い、元児童養護施設職員のアラフィフ男が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐劇を繰り広げる、先読み不能なストーリー。
■第5話までのストーリー(ネタバレあり)
物語は20年前にさかのぼる。児童養護施設“希望の道”職員の男・赤山誠司(桐谷)が、カンボジアで学校を建てるという夢をかなえるため、5人の教え子たちとの別れを惜しんでいた。子どもたちと将来の夢を書いたタイムカプセルを埋め、赤山は「お前たちは俺の夢だ、俺のヒーローだ」と熱いメッセージを送った。そんな時、赤山は何者かに襲われ、一命をとりとめるも20年間昏睡状態に。
そして20年後、目を覚ました赤山は20年前の足跡をたどるが、児童養護施設“希望の道”は跡形もなく、教え子たちは、夢をかなえられず、さらには生きる事に精一杯の毎日を送っていた。
赤山は、5人の教え子にタイムカプセルを渡すため20年ぶりに教え子たちと再会していく。ホームレスになった野々村光(泉澤祐希)、ブラック企業に勤める交野瑠生(曽田陵介)、シングルマザーで苦しむ君原いぶき(星乃夢奈)、そして介護職で懸命に働く樋口ゆかり(長濱ねる)と再び絆を深め、一緒に住むことになる。残る渋谷勇気(駒木根葵汰)は行方不明となっている。
その裏では、若王子公威(北村有起哉)とその右腕・氷室海斗(宮世琉弥)が率いる大企業・ドリーム社の陰謀が見え隠れし、記者・西郡十和子(板谷由夏)は、20年前赤山を襲った相手もドリーム社だと推理する。
そして、赤山自身も新たな事実が発覚。赤山というのは偽名。
■張り巡らされた伏線、今後の重要ポイント
今作は、まだまだ謎は多く、伏線が張り巡らされている。第5話では、赤山の過去や西郡と赤山の関係、同居人・大原要蔵(でんでん)の正体も明らかになった。第6話では、ついに赤山を襲った真犯人の正体が判明する。
SNSではさまざまな考察が繰り広げられているが、先の読めない衝撃の展開は最終話まで続く。物語の重要なポイントとなるのは以下の3つ。
(1)主人公・赤山の嘘 学校建設のためカンボジアへというのは実は…嘘だった!? 20年前に“希望の道”を卒業しようとした本当の理由とは?
(2)若王子の過去 事故で死亡したと報道されている2人の兄と寝たきりの父。
これからの物語の重要なポイントになる。
(3)謎の男・氷室海斗の正体 氷室は一体何者なのか?赤山と対峙した時にナゼ、涙を浮かべていたのか?
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