池田エライザ、阿達慶とのさわやか浴衣ショット公開　“ふたりだけ”の時間のはずが…映画『リライト』場面写真が公開

俳優の池田エライザが主演、ジュニアとして活動する阿達慶が共演する映画『リライト』（6月13日公開）において、夏祭りのデートシーンでの美雪（池田）、保彦（阿達）、鈴子（久保田紗友）、敦子（山谷花純）、亜由美（大関れいか）、唯（森田想）、晴子（福永朱梨）ら、キャスト陣の艶やかな浴衣姿の新場面写真が解禁となった。 今作は法条遥氏の原作をもとに実写化。ある小説に心を奪われ、300年後の世界から現代へとタイムリープしてきた未来人・保彦。そんな彼のミステリアスな魅力に惹（ひ）かれた高校生の美雪は、保彦との時を重ねながら、彼を夏祭りに誘う。夜店のにぎわい、浴衣の人々、そして花火、そこには保彦が300年後の未来で読んだ小説に描かれていたとおりの現代の”日本の夏”の原風景が広がっていた。 そんな夏祭りの にぎわいは、美雪にとっても心ときめくひとときだった。「いずれ彼は未来に帰ってしまう…」 そんな、切ない想いを抱えながら、保彦との思い出を、誰にも言えない“ふたりだけ”の秘密として、そっと胸の奥にしまっていた。しかし10年後、小説家となって故郷・尾道を訪れた美雪は、その夏祭りをめぐる衝撃の事実を知ることになる。 あの夜、同じ時間、同じ場所で、ほかのクラスメイトも“保彦と同じ時間を過ごしていた―？”。美雪が保彦と出店の射的に興じていたその頃、鈴子は吹き戻し笛を手に保彦と談笑し、さらに敦子、亜由美、唯、晴子も夜店をひやかしながら、それぞれに保彦と“ふたりだけ”の時間を過ごしていたのだ。そして夏祭りのクライマックスである打ち上げ花火の瞬間、美雪を含む誰もが、夜空に大輪の花を咲かせる花火を保彦と共に見入っていたのだという…。それは、美雪を含むクラスメイトたちの記憶の違いなのか。それとも、保彦が記憶を塗り替えたのか。＜私だけの物語＞のはずだったのに…。 松居大悟監督は、映画の見どころとなる夏祭りのシーンについて、「エキストラの人数も多く、かなり大変な撮影だった」と振り返る。保彦と美雪、そして保彦とクラスメイトたちが“同じ夏祭り”の時間をそれぞれに過ごす、まさにタイムパラドックスとも言えるシーンでは、特に細やかな演出方法が求められた。 「いろいろなアングルを考えたのですが、結果的に“ひとつのカップルを丁寧に撮る”という方法に切り替えました」と撮影プランを明かし、「脚本の上田誠さんが描いた、緻密でファンタジーな世界に、僕自身のリアルな温度のようなものを足せたらと思って、難しさも感じながらも全力で取り組みました」と語っている。新場面写真とともに、夏祭りシーンのメイキング画像も公開されている。 入場者プレゼントとして、映画『リライト』スペシャルビジュアルカードの配布が決定。公開日から3日間、数量限定で配布されるビジュアルカードは、本作の本ビジュアルとティザービジュアルのアザーカットが片面ずつ印刷された特別なカードとなっている。 あわせて、パンフレットやブックマーカーなど全6点の劇場物販グッズが6月13日より上映劇場（一部劇場を除く）にて販売決定。またTOHO シネマズ日比谷では6月12日から実施予定の公開記念前夜祭の開催に伴い、同日に先行販売が決定した。