手塚治虫さんの漫画を原作とする『W3 ワンダースリー』は、地球に調査にやってきた3人の宇宙人と地球人の星真一が、さまざまな悪と戦うSF活劇。
今回の舞台では主人公・星真一を井上が演じる。松田は宇宙人・ワンダースリーのボッコとして、俳優・永田崇人、相葉裕樹とともに地球の調査を行う役どころだ。ほかにも、俳優の平間壮一、彩吹真央、中村まこと、成河(そんは)らが出演。演出・上演台本は東京2020パラリンピック開会式の演出も手がけたウォーリー木下氏が担当する。
個性的な衣装に身を包んだ松田は冒頭「地球のみなさま、よろしくお願いいたします。宇宙人のボッコと申します」と役柄そのままにあいさつ。自身の役について「地球にやってきて、いろんなものを調査していくうちに、地球のすばらしさであったり、人類の…もろいけど美しいところとか、いろいろ発見していって、地球をどうするかという(役柄)」と説明した。
また、「大きな爆弾を持って地球にやって来るんですけど、このボタンの所在は我々にあるので、多くの人に見に来ていただけないと、どうなるか…」「私たちが握っておりますから」と、地球人をキュートに“脅迫”。「押しちゃうぞ?」とチャーミングな一面を見せた。
舞台『W3 ワンダースリー』は、7日から東京・THEATER MIRANO-Zaにて上演される。7月からは兵庫・県立芸術文化センター阪急中ホールにて上演予定。