『ご飯や麺にかけておいしい コムタンスープ』(税込328円)は、牛骨や牛テールを8時間以上煮込んで旨味を抽出したスープに、2時間以上かけて煮込んだ牛バラ肉を合わせたもの。具材として使用している牛肉は、ファミマのビーフシチュー商品を加工する際に発生する切れ端を再活用しており、約6トン分を見込むという。
また、『直火で香ばしく焼き上げた 銀鮭のカマ焼き』(税込330円)には、1尾から2つしか取れない希少部位のカマを使用。通常は切り身として市場に流通しない部分を活用することで、食材を無駄なく使い切る発想を実践した。
さらに、持続可能な漁業を実現する、アラスカ産天然シーフードを使った2商品も同時に登場する。どちらも、環境に配慮した漁業から得られた魚を使い、パッケージにはアラスカシーフードの認定ロゴが印刷されている。
同社は「おいしさには問題がなくても捨てられてきた食材を、当たり前に活用できるような開発を目指す」としており、今後もこのコンセプトを軸とした商品展開を進めていく方針を示している。