今作は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。食品事故で愛娘・灯を失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店「YUKIデリ」の社長・結城旭(大森)を恨み、旭の次女・萌子を誘拐した。
時が流れ、萌子は紘海の娘・美海(一色香澄)として育ち、中学生になった。紘海は、旭が取締役を務める会社に入社、お客様相談室に配属され、旭の部下となって接近を試みた。
第8話では、旭が10年前の事故の被害者遺族への思い、そして次女・萌子がいなくなったことで初めて我が子を奪われる悲しみと後悔を知ったと苦しい胸の内を吐露。ラストでは、紘海の正体を旭が知るという衝撃の展開となった。そして物語はついに最終章へ。第9話では「事故の真相」が明らかになる。
■大森南朋 コメント全文
――改めて、演じられる結城旭はどういう人物でしょうか? 北川さんが以前のインタビューで、社員に慕われ、優しくかっこいい結城旭は、大森さんそのもののような役といわれていましたが、ご本人としてはいかがですか?
結城旭は、優しく、真面目で仕事のできる人だと思っています。人間なので、時に感情的になったり、間違いを起こすこともあるのでしょう。そういった部分も含めて似ていると言われれば似ているのかもしれませんが、あくまでも脚本に描かれた結城旭を演じさせていただいたので、似てない部分もあるとは思います。
――長年活躍され、さまざまな役柄を演じてこられた大森さんですが、平さんや阿部さんなど、若手の方と現場でどのような話をされますでしょうか?アドバイスなどされることはありますか?
経験を積んできてアドバイスできることなんて、ほとんどないような気がします。むしろ逆に、若い人達から学ぶことの方が多いと思います。
――物語も終盤になっていますが、改めて北川さんとのやりとりで印象的だったことは?
お芝居の時の集中力はすごいのに、とても気さくでサバサバしていて話しやすくて…またよろしくお願いします。
――撮影を乗り切る、大森さん自身のリラックス方法があれば教えてください。
現場に居ることが既に楽しいのですが、リラックス方法は、早く帰って寝ることですかね。
――9話や今後の展開のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
まだまだ怒涛の展開が待っているので楽しみにしておいてください。