お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが15日、大阪・関西万博(大阪・夢洲)で開催された国連×吉本興業イベント『Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO』に登場した。

 ゆりやんは昨年12月にアメリカ・ロサンゼルスに活動拠点を移し、一時帰国中。
国連パビリオンでの「スペシャルトークセッション」に、マーヘル・ナセル氏(国連事務次長補/国連パビリオン代表)、角田夏実(パリオリンピック柔道女子48キロ級金メダリスト)と共に参加して「久しぶりに吉本の芸人に会えて、うれしくて、幸せで幸せで」とボケ倒し。一方、本気の英語でスピーチし、国連の幹部と通訳なしで会話する場面もあった。

 トーク後、報道陣向けの囲み取材は、イベントに関する質問のみに限られたが、それを笑いで“破った”のは、よしもとの芸人・はじめましてはじめ。ゆりやんに対して「ピン芸人として売れるためにどうしたらいいんでしょうか?」と質問。ゆりやんは「お答えしかねます」といったんボケながら、後輩芸人にまっすぐ向き合った。

 ゆりやんは「本当に自分がやりたいことを、1回自分に問いかけて、ピン芸人ってこういうネタあるよなとかじゃなくて、自分が一体何がやりたいかを自分に問いかけたら、それが本当におもしろい。それを信じて単独ライブとかもいっぱいやってほしい」「絶対大丈夫です」とエール。そして「万博でやる質問か!」とツッコミ。ナセル氏が「(これでゆりやんの)ライバルが1人増える(笑)」と感心するほど、熱いトークとなった。

 この日は、国連パビリオン、よしもとwaraii myraii館など万博会場各所で多彩なプログラムが実施され、SDGsへの意識を高めながら、「すべての参加者が笑顔でひとつになる日」を目指した。
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