2015年の離婚を機に熊本へ移住したスザンヌは、2024年12月に70年続いた老舗旅館をオープン。だが購入価格2400万円に対し、リフォーム費用はなんと見積もり2億円。建物の老朽化が想定以上だったことが発覚し、柱にシロアリがいたほか、建て替えを勧められるほどの状態だったという。最終的にかかった総額は約1億5000万円。資金の大半は「ヘキサゴン時代の貯金」からの私費だったと明かした。
「借り入れしたほうがいいと後から聞いたんですけど、そのときは知らなかった」と苦笑する一方、「相談したら止められそうだったので誰にも言わなかった」と語る姿に、スタジオの共演者たちは驚き。草なぎ剛は「おバカじゃなかった」と絶賛し、「ちゃんと貯金してたんだ」とその行動力と計画性に感心を寄せた。
現在は“開かずの間”も残しつつ営業中。「全部は無理なので、やれる範囲で営業しています」と堅実なスタンスを見せつつ、「事業計画では15年で元を取るつもり」とビジョンも明確に示した。
番組では再婚の話題にも触れ、「今世はこのままでいいかな」としつつも、「龍栄荘を一緒にやってくれる人が現れたら、また考えが変わるかも」と柔らかな笑顔を見せた。これに兼近大樹(EXIT)が「じゃあ俺の1億で開かずの間開けましょうか?」と冗談を飛ばし、香取慎吾が「俺の10億で」と続けると、スタジオは爆笑に包まれた。