2024年2月2日から各探偵が交代で局長代理を務めてきたが、20日放送回から「今週の特命局長」という新ポジションが誕生する。
収録では、オープニングの「複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ…」という決めセリフも淀みなく読み上げ、「私が今週の特命局長・村上信五でございます」と自己紹介し、安定感抜群のスタートを切った。
局長補佐の竹山探偵から「局長席に座ってみて、どうですか?」と聞かれると、「まさか、あのオープニングをここで見る日が来るとは…。複雑な気持ちではありますが、本当にありがたく座らせていただきつつ、楽しませていただこうと思います」と答えた。特命局長のオファーについて「東京で仕事も増えましたが、関西弁をしゃべってて良かったなとは思いましたね。でも、最初にオファーをいただいたとき、僕は探偵側(のオファー)やと…。そらそうですよ。なんかいろいろすっとばして、(局長席を指し)こことは思いませんよ。43歳にはなりましたけど、『ナイトスクープ』の歴史からしたら、そら若輩もんすぎるから。こんな長寿番組にはおこがましいなと」と話した。
村上は大阪府高槻市の出身とあって、幼いころから番組を見ていたそうだが、「僕もそうですけど、両親がテレビにかじりついて見てましたから」と明かす。その頃のナイトスクープのイメージをたずねられると「変なことをしてる番組やなと」と言い、「一番覚えてるのが、ABCテレビの旧社屋のトイレの水洗レバーを押したら、ごっつい勢いで流れるっていう回があったんですね。