原作は、『財閥復讐』に続き、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同製作した完全オリジナル漫画。芸能事務所のマネージャー・吉川恵子(松下)が、新人俳優・森山拓人(野村康太)に異常なまでの愛を注ぎ、その執着が狂気へ変ぼうしていくという、鬼気迫る狂愛サスペンス。
美羽(中村ゆりか)の元に恵子が来訪したことを聞いた拓人は、安堵で無意識に涙を流す。拓人が自分より恵子を気にかける姿に美羽は苛立ちをぶつけ、2人の日常は歪みはじめる。また、恵子への恋しさを募らせる拓人は、後任のマネージャー・神崎(桜まゆみ)へもその思いをぶつけてしまい、拓人を囲む日常の歯車が崩壊しはじめる。
恵子を忘れることができないと涙を流しながら訴える拓人に対して、美羽も「こんな傷まで負って、芸能界まで引退して、わたしはどうなるのよ!!あんたの今の立場があるのは、誰のおかげだと思ってんの?私が記者会見開いて、あんたをヒーローにしたんでしょ!!」と激昂。拓人は「世間では、美羽は俺をかばって傷を負った悲劇のヒロイン。そのポジションが欲しかったんだ!」と返す。この拓人の反応に「拓人それ言うのは最低だよ」「拓人くん落ち着きたまえ」「はぁ???」「たくともうあかん」と視聴者からも落胆の声が聞こえた。
2人の関係に完全に溝が生まれ、週刊誌には破局と報道されてしまう。そんな矢先、再び拓人の母・雪乃(山口紗弥加)が、金を無心しに現れる。拓人は「あんたがいつ母親らしいことした?あんたなんか母親なんかじゃない!」と言い切るが、雪乃は包丁を持って脅しにかかる。