中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。
戸田が演じるのは、ヒロイン・のぶ(今田美桜)が高知新報時代に出会う高知出身の代議士・薪鉄子(まき・てつこ)。のぶ以上のスピード感で進んでいくハチキン(土佐ことばで、快活な女性)であり、「弱い立場の者に手を差し伸べる」という強い信念がある。後にのぶの人生に大きな影響を与えていくことになる。
■コメント
<戸田恵子>
TVアニメの『それいけ!アンパンマン』スタート時、初回の台本を読んでアンパンマンの台詞に涙しました。同様に、今回の台本を手にしたときもうれしくて泣けてきました。こんなにも立派な正義の台詞をいただいて、とても幸せに思います。全国のアンパンマンファンの皆さん、天国のやなせ先生にも喜んでいただけるよう、ハチキン薪鉄子!精一杯、頑張ります!
<倉崎憲チーフ・プロデューサー>
2023年10月に『あんぱん』の企画発表をしてから、戸田恵子さん登場への期待の声をずっと受け続け、必ずどこかでご出演いただきたいと考えておりました。実は、随分前からあくまで“取材”で戸田さんにはやなせさんやアンパンマンに関して、たっぷりとお話を聞かせていただきました。その愛に触れるたびに、『あんぱん』は戸田さんにチームに入っていただくことでピースがはまるのだと確信しました。きっと、やなせさんも暢さんも天国で喜んでくださっていると思います。