放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。
■第25回のあらすじ
柏原屋から丸屋を買い取った蔦重は、須原屋(里見浩太朗)の持つ「抜荷の絵図」と交換条件で、意知(宮沢氷魚)から日本橋出店への協力を取り付ける。そんな中、浅間山の大噴火で江戸にも灰が降り注ぐ。蔦重は通油町の灰の除去のために懸命に働く。その姿に、門前払いしていたてい(橋本愛)の心が揺れ動く。一方、意知は誰袖(福原遥)に心惹かれ始める。松前廣年(ひょうろく)は、抜荷の件で大文字屋(伊藤淳史)を訪ねる…。