原作は、1985年に宗田理氏により書き下ろされた『ぼくらの七日間戦争』(角川文庫・角川つばさ文庫)。
中学1年生の生徒たちは、大人たちの理不尽な管理や押しつけに反発し、夏休み初日に突如姿を消す。彼らがたてこもったのは、廃工場。そこで「大人への反乱」を掲げ、七日間にわたる自由な生活を始める。やがて学校や親たちが騒ぎ始め、マスコミや警察も巻き込んだ騒動に発展。仲間との絆や自分たちの信念、大人との対立を通じて、子どもたちは成長していく。大人社会への痛烈なメッセージと少年少女の冒険心が光る青春群像劇。
主人公・菊地英治を演じる田中は中学生役ということで「どう中学生に見せればいいのか菊地英治を演じる上での課題です」と悩んでいるという。一方、共演するアイドルグループ・私立恵比寿中学の中山莉子が「普段から中学生を演じてるので怖いものはない」と堂々と宣言。そんな中山は24歳で中学12年生を名乗っていることを引き合いに「僕が30歳なので中学15年生になる」と苦笑した。
会見ラストのあいさつでは「初単独主演で座長なのですが想像するだけで緊張したりプレッシャーも感じたりする。
このほか、上遠野太洸、佐野ひなこ、二瓶有加、山崎裕太、金子昇、大林素子、伊藤かずえ、比企理恵、野々村真も登壇した。