主人公で中学1年生・菊地英治を演じる田中だが、同級生を演じる中山は「普段から中学生を演じてるので怖いものはないです」ときっぱり。
すると山崎が「樹、ここで(中山に)気持ちを聞いておけば?ずっと中学生だから」と振ると、田中は「でも、どうみても中学生ではない…。もう大人ですよね?」と冷静にツッコミ。中山が「中学12年生です」と主張すると、田中は「僕は30になるので、中学15年生くらいになる。中学15年生はいまだかつて存在しないと思うんですよ」と苦笑した。
さらに山崎から「南米の島ではあるかも」とフォローされるも、田中は「僕、南米の島の方を題材に演じるんですか?なかなか難しいですね」と首をかしげた。ちなみに田中は会見ラストには「僕、中学15年生といったのですが…僕中学18年生でした。誤った情報を発信してしまい、すいませんでした。さっき指で数えたら18年生でした」と付け足して笑いを誘っていた。
原作は、1985年に宗田理氏により書き下ろされた『ぼくらの七日間戦争』(角川文庫・角川つばさ文庫)。1988年に実写映画化、2019年にアニメ映画化し、今年、創刊から40年を迎えた。
中学1年生の生徒たちは、大人たちの理不尽な管理や押しつけに反発し、夏休み初日に突如姿を消す。彼らがたてこもったのは、廃工場。そこで「大人への反乱」を掲げ、七日間にわたる自由な生活を始める。やがて学校や親たちが騒ぎ始め、マスコミや警察も巻き込んだ騒動に発展。仲間との絆や自分たちの信念、大人との対立を通じて、子どもたちは成長していく。大人社会への痛烈なメッセージと少年少女の冒険心が光る青春群像劇。
このほか、上遠野太洸、佐野ひなこ、二瓶有加、金子昇、大林素子、伊藤かずえ、比企理恵、野々村真も登壇した。