本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。原作は、漫画アプリ『コミックDAYS』にて、2022年10月から現在も連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)。本作では、ドラマオリジナルストーリーを交えつつも、原作の世界観を最大限に生かし、実写だからこそ表現できる、なつ美と瀧昌の温かくも甘い空気を繊細に映し出し、唯一無二のドラマとして放送する。
本作にとって大切に紡いできた“日々の日常”を切り取った、なつ美と瀧昌の食事シーンを最後に芳根と本田は2人一緒にクランクアップを迎えた。スタッフから「ただ今のカットをもちまして、まずは江端瀧昌役の本田響矢さん、オールアップです!」と声がかかると、大きな拍手に包まれる。演出の平野眞から花束が贈られると、本田と平野は抱擁を交わし、平野が本田へ「瀧昌が響矢でよかった」と声をかけると、本田は思わず涙ぐむ。
その後、本田は「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした」と感無量。そして隣にいる芳根を見て、「なつ美さんと瀧昌には心の底から幸せになってほしいなと思いますし、この『めおと日和』に登場するみんながいつまでもずっと幸せでいてほしいなと思っています。この現場でたくさん学ばせていただいたので、ここでの経験を生かして、もっともっと全力を尽くして前に進み、この現場でお会いした皆さまと、またどこかでお会いできるように、これからも頑張ります!本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、現場には温かい空気が流れた。
続いて、スタッフのセット中に響き渡る大きな声で、「そして、そして!江端なつ美役、芳根京子さん、オールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手と花束が贈られ、芳根は平野と固く握手を交わす。
また、「改めてお芝居って楽しいなと思える現場で、すごくうれしかったです。たくさん挑戦させてもらって、学ばせてもらって、たくさんの方に愛していただける作品になり、本当にうれしかったです。なので、たくさんの勇気と少しの自信をいただいて、次に進んでいきたいなと思っています。また、皆さまとお会いしたときに、パワーアップしたなと思ってもらえるよう、精進したいと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
さらに、芳根と本田へ花束とともに原作者である西香はち先生からのプレゼントとして、描き下ろしイラストの色紙も贈られた。それぞれの色紙には、ドラマの公式ポーズでもある「永遠ポーズ」をした原作のなつ美と瀧昌が描かれており、芳根のものには「コミカルで、百面相で、何より可愛(かわい)らしいなつ美をありがとうございました!!」と言葉が添えられており、本田には「カッコイイのに面白い、面白いのにカッコイイ、そんな魅力的な瀧昌をありがとうございました!!」と寄せられ、西香先生から2人へ感謝の思いも伝えられた。また色紙の裏面には、西香先生が描いた芳根と本田のイラストも描かれており、芳根のイラストには「食事シーン、可愛くて大好きです!!」、本田には「(小宮璃央演じる瀬田準太郎に嫉妬した)2話の様子のおかしいイケメンっぷり、最高でした!!」と西香先生の推しシーンについても明かされる。サプライズプレゼントに芳根は「わ~!永遠ポーズしてる!」と笑顔に。本田も「わ~!うれしい~。ありがとうございます」と喜びをあらわにした。笑いと涙が交差した2人の表情は、本作の現場がいかに温かく、愛の詰まった作品だったことを改めて感じる最終日となった。
■コメント
芳根京子
お疲れさまでした。とにかく今はホッとしています。本当に皆さまのおかげで、このチームだから乗り越えることができました。
本田響矢
本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした。(隣にいる芳根を見て)なつ美さんと瀧昌には心の底から幸せになってほしいなと思いますし、この『めおと日和』に登場するみんながいつまでもずっと幸せでいてほしいなと思っています。