俳優の芳根京子が主演を務めるフジテレビ木曜劇場『波うららかに、めおと日和』(毎週木曜 後10:00)の最終話が26日に放送された。以下、ネタバレを含みます。


 本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。原作は、漫画アプリ『コミックDAYS』にて、2022年10月から現在も連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)。本作では、ドラマオリジナルストーリーを交えつつも、原作の世界観を最大限に生かし、実写だからこそ表現できる、なつ美と瀧昌の温かくも甘い空気を繊細に映し出し、唯一無二のドラマとして放送する。

 先ほど放送された最終回より、“夫婦”として、“家族”として、積み重ねてきた時間の深さを物語る、新たな場面写真を公開。1枚目は、瀧昌の無事帰宅した姿を目にしたなつ美が急いで玄関まで駆け付け、瀧昌の胸に飛び込んだカット。瀧昌が事故に巻き込まれているのではないかという心配と不安でいっぱいだったなつ美が、瀧昌の「なつ美さん?」の声を聞き、涙を流しながら瀧昌にしがみつく姿は、これまで抱えていた想い全てがあふれ出した瞬間である。

 続く2枚目と3枚目は、瀧昌の帰還を祝し、なつ美の家族が訪れ、みんなで食事をともにするシーンと、関谷家を見送るなつ美と瀧昌の姿を捉えた心温まる写真。なつ美と瀧昌、そして関谷家一同がそろい、一緒にご飯を食べ、会話をし、そんな“何気ない時間”が心地よく、“日常の小さな幸せ”を感じることができる印象的なシーンとなっている。

 また、4枚目は、なつ美と瀧昌の約束である、結婚指輪を取りに行ったときの2人にとってかけがえのない“記念日”を写し出した1枚。「離れることのない2人」や「永遠の愛」を象徴するギメルリングを指にはめたなつ美の表情からは、温かな笑顔がにじみ出る、心に残るワンシーンとなった。

 さらに、なつ美と瀧昌に続く、本作のベストカップルでもある“ふかふみ”ペアの芳森芙美子(よしもり・ふみこ/山本舞香)と深見龍之介(ふかみ・りゅうのすけ/小関裕太)の場面写真も初公開。買い物をしている芙美子の前に、片腕に包帯を巻いた軍服姿の深見が突然現れた、“予期せぬ再会”の瞬間である。
驚きや戸惑いとともに、安堵(あんど)とうれしさが交じる芙美子と、再び芙美子と会うことができ喜びにあふれた深見…それぞれ“お互いの存在の大切さ”に改めて気付いた尊いシーンとなった。

 心温まる新婚夫婦の絆を描いた本作は、多くの反響と感動の声に包まれ、最終回を迎えた。そしてこの度、「DVD発売があったら絶対買いたい」、「DVDで全話一気見したい」、「めおと日和、生活にかかせない存在」など視聴者の期待に応え、Blu-ray&DVD-BOXの発売が決定した。

 芳根は本作の撮影を終え、「とにかく楽しかったです。すごく明るく、穏やかな現場で撮影ができたことが本当にうれしかったです。そして、たくさんの方に応援していただき、作品を愛していただけたことが、心の支えになりました。改めて、たくさんの応援、ありがとうございました!」と満ち足りた表情で撮影を振り返り、視聴者の皆さまへ感謝の思いを伝えた。DVD化については、「皆さんに、いつでもなつ美や瀧昌たちに会っていただけるのが、とても幸せです!ぜひ、手に取って、楽しんでいただけたらうれしいです」と温かなメッセージを届けた。

 本田は、「最初に芳根さんが、“夫婦2人まるっと愛してもらえるような夫婦になれたらいいな”と話してくださって、その言葉どおり、本当にたくさんの方に愛していただけた作品になったのではないかなと思います。たくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と胸いっぱいの喜びを語り、「すでに僕も『めおと日和』ロスになりそうですが…皆さんもそろそろロスが始まっている頃ではないでしょうか。ぜひ、DVDで何度でも楽しんでいただけたらうれしいです!」と作品への愛着と視聴者の皆さまへ感謝を込めて、コメントを寄せた。
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