日本一の大学生を決定する「ミス・ユニバーシティ」の2025年日本大会に出場するファイナリストのお披露目会が22日、東京・目黒雅叙園にて開催された。全国47都道府県から選ばれた30名のファイナリストたちが初めて一堂に会し、個性・魅力・未来への想いを華やかに披露。
“大学生日本一”を目指す彼女たちの記念すべき第一歩に、報道陣を含む多くの関係者が注目した。

 ミス・ユニバーシティは“全国版ミス・キャンパス”として日本最大級の学生向けミスコンテスト。大学生・大学院生・専門学校生を対象に、北海道から沖縄までの「ベスト・オブ・ミス地方大会」で選ばれたグランプリが日本大会へと進出。外見だけではなく、知性・感性・社会性を備えた「次世代のオピニオンリーダー」にふさわしい人物を選出・育成することを目的としている。スローガンは「今できること」。社会に対して自ら発信し、影響を与える存在を目指すこの大会は、自己表現と社会貢献を両立できる貴重な学びの場となっている。

 今回お披露目会の司会を務めたのは、自らも地方大会を勝ち抜き、日本大会に出場した、ミス・ユニバーシティ2024埼玉代表・早川千鶴さん。早川さんは「こうしてまたミス・ユニバーシティに戻って来られたことがとても嬉しかったです! お披露目会のステージに堂々と立つファイナリストの姿を見て、私も当時のことを思い出しました」と喜びを語り、「2025のファイナリストの皆さんには、大会当日まで大変なことのほうが多いと思いますが、ファイナリスト同士支え合って乗り越えて欲しいと思います!」とエールを送った。

 お披露目会当日は、候補者たちにとっての通過儀礼であると同時に、これからの活動に向けた「原点」とも言える一日。午前中には、マナー講座や立ち居振る舞い、社会課題に関する特別講義が行われ、参加者は真剣に学びと向き合あった。また午後からのステージでは、全代表者が自己紹介とウォーキングを披露。堂々とした所作と、自身の想いを言葉にしたプレゼンテーションには、「次世代リーダー」としての気概が感じられた。


 また、会場では社会貢献の一環として募金活動も実施。「見られる存在」から「社会に働きかける存在」へ。その意識の変化が、彼女たちの姿勢からもはっきりと伝わってきた。お披露目会は、候補者たちが自分自身と向き合い、新たなステージへと踏み出すかけがえのない機会となったようだ。28名の代表者たちは、今後さらなる研鑽を重ね、2025年9月16日(火)開催予定の「ミス・ユニバーシティ2025 日本大会 本選」に臨む。
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