4月に、吉本興業初となるコントを中心とした“笑い”の新たな拠点として7月にオープンすることが発表された同劇場。
公演を終えたばかりの、7組は囲み取材に応じ、新たな劇場の感想を発表。ななまがり・初瀬は「初日っていうことで、結構お偉いさんが何人もいて、緊張しました。でもめっちゃやりやすくていい劇場だと思いました」と述べた。
空気階段・かたまりは、「吉本興業はもともと大阪から発祥しまして、やっぱり漫才っていうのがすごい強い文化としてある会社だ思ってたんですけれども、こうやってこの劇場ができたってことで、漫才を殲滅(せんめつ)したい(笑)」とニヤリ。また、ほかの劇場と比べ、「お客さんの服の色が地味でした。すごく好印象でした」といい、「これが漫才師がいると、(お客さんが)結構明るい服を着てきたり…」といじると、全芸人に「そんなことない!」とツッコまれていた。
一方で、相方のもぐらは「喫煙所が個室になってて、5人ぐらい入れるんですけど、喫煙所だけのためにエアコンが付いているんです。今は夏仕様で温度を下げてますし、冬はあったかくできますし、本当に『神の間』と呼んでいます」と愛煙家として、新劇場の仕様を喜んだ。
また、これまで漫才をやる芸人とコントをやる芸人が混在する劇場ばかりだったが、同劇場はコントを中心に展開。そのやりやすさ、やりにくさを問われ、こけらおとし公演のトップバッターを務めたコロチキ・西野は「トップバッターは、MCのあいさつもなければ、前説もない状態でいきなり明転してコントが始まるっていう。
なお、オープンを記念して、7月5日から13日までの9日間は、「こけら落としWEEK」 と題し、全13公演を開催する。