”トム・クルーズ公認声優”森川智之、柳沢慎吾と爆笑生アテレコ　異色コラボも「きょう初めて会った」 (2025年7月3日)

声優の森川智之が3日、都内で行われた映画『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』 トム・クルーズ バースデーイベントに登壇し、柳沢慎吾と生アテレコを行った。 本イベントは、本作スタントでのギネス記録達成、さらにアカデミー賞名誉賞受賞も決定するなど、公開後も全世界の話題を席巻し続ける本作の主演トムが7月3日に63歳を迎え、同じ日に戸田が89歳の誕生日を迎えることを記念したバースデー記念イベント。 イベントには、シリーズ第1作から最新作まで携わり、トムの初来日以来30年にわたって通訳も務めてきた戸田奈津子、トム公認声優として知られ、本作でもトム演じるイーサンの声を務める森川、にトムと同い年であり、お祝いイベントに日本一ふさわしい男・柳沢慎吾が登壇した。 森川は戸田をエスコートしながら登壇。席につくとさっそく「おめでとうございます」と戸田を祝った。森川はトムと対面したときの感想について「もう本当に会えるだけで幸せで、目と目が合うだけで幸せで。この間のジャパンプレミアのときは、本当に至福のときでしたね」と感激。戸田が「都庁でイベントをやったとき、雨が降ってたでしょう。滑るから気をつけてね、って。本当にやさしい。日本の男はそういうこと言わない」とつぶやくと、森川は「頑張ります！森川が」と宣言。戸田が「さっき腕を貸してくれた」と入場時のエスコートについて触れると、森川は「もう杖となります」と冗談交じりに申し出た。 柳沢も登壇し、戸田の誕生日をお祝い。トム・クルーズと戸田の写真がプリントされたケーキに続いて、戸田と森川の写真がプリントされたケーキを運び込んだ森川が、「トムを選ぶか森川”トム”之か」と戸田に究極の選択を迫る一幕も。 また森川は、柳沢とともに、本作の特別映像「プロペラ機乗り移りスタント」に声を当てるミッションに挑戦した。森川はトムの吹き替えを、柳沢はそれ以外のアテレコを担当。さっそくスタートするも、柳沢が「止めてください！」と一旦ストップ。「ヘリコプターの音どっちがいいですか？」と会場に意見を求めたあと、再度スタートするも、今度は柳沢が止まらぬアテレコを見せ森川が「止めてください！」と止める事態に。「僕トムやるんで。全部やってますよね」とクレームを入れ、柳沢の「（スタートの合図を）昔の映画っぽくやろう」という提案も笑顔で受け入れ、会場は大きな笑いが続く中再度挑戦。今度は見事なアテレコを見せ、大きな拍手が起こった。戸田も「本番見てるようでございましたよ。やっぱりすごいわね、プロは。1回見ただけで…」と絶賛した。 見事に息のあったアテレコと前後のやりとりを見せた森川と柳沢だが、実は「初めて会うんですよ」と告白。森川は「きょう初めて会ったのにこんなに息が合うなんて。先輩と呼ばせていただきます」と達成感をにじませた。一方柳沢が「赤の他人なんですよ。俺がトイレ行こうと思ったら『すみません、写真1枚いいですか？』って。『1万5000円だ』って言ったら『そんなに高いんですか!?』って」と笑いを誘うと、「2枚撮っちゃいました」と満面の笑みで返していた。