イベントには初挑戦となるホスト役柄同様、スタイルの良さが際立つ派手なジャケットを見事に着こなして登場したラウール。ホストについては「触れていいのか、分からない世界」と率直な感想を述べながらも、「演じるカヲルというホスト像はとっても愛おしいキャラクター。僕もカヲルのことはすごく好きで、演じていて楽しいです」と笑顔を見せた。
ただ役作りに関しては「難しいなって、どうやって取り組んでいいかわからなかった」と告白。しかし、そんな中で「自分がステージに立っている時に同じようなニュアンスも含まれている」と感じたといい、自身の活動が役作りに生きたことを明かした。
本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う。