今作は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。
時が流れ、萌子は紘海の娘・美海(一色香澄)として育ち、中学生になった。紘海は、旭が取締役を務める会社に入社。紘海と旭が一緒に働き、それぞれの境遇・心境が浮かび上がった。そしてついに、旭が隠していた11年前の事故の真相、紘海が犯した誘拐が明るみになった。
原は保育園の雪子先生、水澤は「YUKIデリ」の調理責任者・鷲尾勇を演じ、物語のキーマンとなった。公式Xでは「真相に近づく鍵を握っていた鷲尾…そして、どんな状況でも紘海を支えてくれた雪子先生…物語の中で、お二人の存在は本当に欠かせませんでした!水澤紳吾さん、原日出子さん、お疲れ様でした」と感謝。
視聴者からは「紘海さんを支えて、美海ちゃんのことも心配してくれて、雪子先生大好きです」「鷲尾勇スピンオフも見たいです!!」など、多数の声が寄せられている。
※最終回ネタバレ
結城家に戻った美海は、ひっそりと家を出て、長野の姨捨駅に向かった。誕生日に母・紘海と行く約束をしていた場所。同駅は、急こう配を列車が上がっていくための「スイッチバック」と呼ばれる方式があり、鉄オタの聖地とされる。また「スイッチバック」は、旭の会社が運営するスーパーの名前でもあった。
そういった姿を見届けた旭は、記者会見で次女誘拐に関する質問を受け、「被害者の遺族に誘拐されたというのは、事実ではありません」「2人は本物の親子です。これからも2人は変わらず親子です」と答えた。紘海は旭を許し、旭は紘海を許し、それぞれが娘の美海/萌子と笑顔で暮らす姿が描かれ、感動のエンディングとなった。
TVerで7月14日まで見逃し配信。