今回の住人(アルジ)は、美容室を営む夫妻と2人の子どもの4人家族。
そこで段差を生かして、高い方を庭に、低い方を家にして、双方をテラスでつなげた。室内は玄関から1メートル上げたところにメインスペースを設置。リビングとテラスの床材をモルタルで統一することで、森とつながるリビングを実現した。
広い芝生の庭がついた、まるで美術館のようなおしゃれな家のメインスペースは、広さ18帖、天井高約4.7メートルのリビングダイニング。庭の緑を望む大きな窓をフルオープンすると、テラスとリビングがひとつながりになり、そのまま庭に出ることもできる。
拭き掃除も簡単にできて便利なモルタル。だが、床をモルタルにした一番の理由は、夫が趣味でコツコツと集めていた家具や照明、アートの数々を引き立てるためでもあったといい、リビングにはそんなインテリアがセンス良く置かれている。
夫は「緑も見えるのが大満足。あとはリビング。