『そよぎフラクタル』は、梶裕貴の声を元にした音声合成ソフト『梵そよぎ(そよぎそよぎ)』を軸に展開するキャラクタープロジェクト。「プロアマ問わず、面白いものを作りたいと思った人が、しがらみなく、気の合う仲間と好きなものを作れる場所づくりをしたい」という想いから、梶裕貴自身が企画立案。
幾何学模様(=フラクタル)の図形のように「同じ理想を持ったクリエイターが集まって作品を生み出していった結果、俯瞰で見てみると、これまでにない全く新しい形を織りなしているはず」という、創作ユニットとしての理想形を願い、誕生したプロジェクト。
『そよぎEXPO』は、【そよぎフラクタル】が掲げる「AIと人間の共創」をリアル空間で初めて体現するステージ、それが『そよぎEXPO』。3Dモデル化された〈梵そよぎ〉が、生みの親である梶裕貴とともに朗読劇・デュエット歌唱を披露。デジタルとアナログの融合により、“今この瞬間”にしか生まれない表現をお届けする。さらに、豪華アーティスト陣が本公演のために新曲を提供し、〈梵そよぎ〉のアイデンティティを音楽で拡張していく。
■堀越耕平コメント
梶さんからこのプロジェクトに懸ける熱い思いを伺いました。バーチャルな存在の梵くんですが、その奥には人間の情熱が確かに宿っています。なので、あえて動的で肉感のある表情をしてもらいました。米山先生の繊細なイメージを崩さないように、それでいてヒロアカ作者が描いた意味のある絵になればと思いながら描きました。
■梶裕貴コメント
最先端のデジタル技術と声優によるアナログ表現が交差するとき、ただの“再現”でも“仮想”でもない、今この瞬間だけのパフォーマンスが生まれると信じています。