本作は、大石静氏が『光る君へ』以来、初めて手がける連続ドラマ。夫婦の愛を問う令和のホームドラマ。松と阿部は、映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(2015年)以来、10年ぶりとなる夫婦役で“マリッジ・サスペンス”という新境地に挑む。
本作の主人公は、人気弁護士・原田幸太郎(阿部)。幸太郎は、入院先の病院で、感情を表に出さず、ほとんど笑顔も見せないミステリアスな高校の美術教師・鈴木ネルラ(松)と運命の出会いを果たす。独身主義を貫いてきた幸太郎の結婚観を大転換させたネルラだが、実は“大きな秘密”を抱えていて…。電撃結婚した2人は、ネルラの父・弟・叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタート。しかしその後、少しずつ秘密が明らかになっていく。
大石氏が脚本を務めていることからか、本作には『光る君へ』の出演者が続々登場。レギュラーキャストには、“藤原兼家”を演じていた段田安則が、ネルラの父親役で出演。そして“藤原斉信”を演じた金田哲(はんにゃ)は、幸太郎が代表を務める法律事務所の弁護士役を務めた。
さらに、ドラマの冒頭に夫の不倫で幸太郎の事務所に慰謝料の相談に来た妻役としてサプライズ出演した野呂佳代も、『光る君へ』で町娘・ぬいを演じていた。ほかにも、幸太郎がクイズ番組『Qさま!!』に出演した場面では、幸太郎が最後に答えたクイズの答えが「新楽府」だったという小ネタも登場した。
『光る君へ』を連想させる出演者、小ネタにSNSでは「よく見たら『光る君へ』の出演者の人結構いるな」「ラストに道兼だ!」「藤原兼家、藤原斉信と光る君へのキャスト多いなと思ったら回想で藤原道兼まで出てきた!」「新楽府出てきたww」「新楽府!?!??!光る君へじゃないか!!」などの感想が寄せられていた。