東京、名古屋で約10万人が来場した「行方不明展」を手がけた、ホラー作家・梨氏と株式会社闇、そして『イシナガキクエを探しています』『飯沼一家に謝罪します』などで知られるテレ東プロデューサーの大森時生氏が再集結し、恐怖心をテーマに企画した展覧会。
同展では、「恐怖心」とは「あるもの・ことに対して、その人が生理的に感じる恐れや不安」と定義。その上で「単なる命の危険や苦痛を伴うものだけでなく、一見して恐怖の対象とは思えないものにも生じることがあります。これらの恐怖は、時に説明のつかない不合理さを伴います」と説明する。
開幕に先がけ、16、17日の2日間にわたって開催された関係者、メディア向けの先行体験会には多くの来場者が訪れ、「新たな価値観をインストールされてしまった…」「展示と映像と音と、より恐怖の輪郭が鮮明になる」「恐怖心の多様性に驚きました」「根源的な恐怖の捉え方に、終始ゾクゾクした」などの反響があった。
また梨氏が「血糊をつけたキャストや、大音量の叫び声に驚かされることはありません。これは、あなたの恐怖心と向き合うための展示です」とコメントを寄せた。
【展覧会概要】
タイトル:「恐怖心展」
会期:7月18日~8月31日
会場 :BEAMギャラリー
開催時間 :午前11時~午後8時
※最終入場は閉館30分前まで
料金:2300円(税込)
※小学生以上は有料