今回は、「第107回全国高等学校野球選手権大会」が8月5日に開幕するのを直前に控え、「ぺこぱのまるスポ高校野球“絆”SP~友とかなえたい夢がある~」と題して届ける。
岩手県久慈市沿岸北部に位置する久慈高等学校は、卒業生の約半数が国公立大学に進学する県内屈指の進学校。学校のある北三陸沿岸は東日本大震災で甚大な被害を受け、近年は過疎化が急速に進んでいる。野球部は1979年夏を最後に甲子園から遠ざかっていたが、現3年生の野球部員たちが「この町を野球で盛り上げたい」と立ち上がった。部員は全員地元出身で、生まれ育った町から甲子園を目指そうと久慈高等学校に進学し、花巻東高等学校、一関学院高等学校、盛岡大附属高等学校といった甲子園出場経験のある私立強豪校との真っ向勝負を挑む。幼少期に甚大な被害を経験しながらも、野球を通して地元に元気と夢を与えようと奮闘する球児たちの、熱い“最後の夏”が始まる。
2024年夏の甲子園で頂点に立った京都国際高等学校。投打バランスの取れたチームを優勝へと導いた中心人物は、2年生の西村一毅投手。24年の夏の王者として、今年も高校野球界の中心にいると思われたが、秋季大会、春季大会ともに全国はおろか京都大会で敗退。悔しさをバネに、全員で「深紅の大優勝旗」を取り戻すために立ち上がる。“負け”の悔しさを知る王者は、この夏、どんな戦いを見せるのか。
【コメント】
■古田敦也
今年も『まるスポ』高校野球スペシャルに出演させていただくことになりました。昨年も感じましたが、この番組では試合の勝ち負けだけでなく、球児たち一人ひとりの背負っている想いやドラマが丁寧に描かれています。その熱は、まさに『熱闘甲子園』へとつながっていくものだと思っています。高校野球の魅力や感動を、今年も全力で伝えていけるよう臨みます。
■ぺこぱ・松陰寺太勇
今年もファじまりました!夏の甲子園!!甲子園で投げるその一球は、自分だけのものじゃない。仲間の想いも乗せて投げてくれ!全力で腕を振れ!その勇気は、きっと一生の宝物になるだろう。俺は首を振る!
■ぺこぱ・シュウペイ
一球一球に視線が集まる最高の舞台で、選手の皆さんが悔いなくプレーする姿を楽しみにしています!