5人組ボーカルグループ・ゴスペラーズが28日、公式サイトおよびSNSを通じて、一部ファンによる迷惑行為や危険行為に対する注意喚起の声明を発表した。

 声明では、多くのファンがマナーを守って温かい応援を続けていることに感謝の意を示したうえで、「一部の方による迷惑行為や危険行為の報告が寄せられております」と説明。
所属事務所として「重く受け止め、対応が必要であると判断いたしました」と対応方針を明らかにした。

 「お止めいただきたい行為」として、駅・空港・宿泊施設・公共の場などでの待ち伏せ・つきまとい・接触、プレゼントや手紙の手渡し、写真・動画の無断撮影、その他、通行や公共の利用を妨げる一切の行為を挙げ、「これらの行為は、メンバーだけでなく、他のお客様や施設をご利用の方々にも影響を及ぼす恐れがあります。また、感染症対策・プライバシー保護・施設管理の観点からも問題があります」としている。

 今後は、事務所の判断により注意や制止、入場制限などの措置が取られる可能性もあるとしており、「すべての方が安心して楽しめる環境づくりのために、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

 ゴスペラーズはメジャーデビュー30周年記念ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2025 “G30”』を開催中。7月4日に東京国際フォーラムホールAで開催された公演の模様は、WOWOWで9月に放送・配信されることも決定している。
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