ヴィジュアル系ロックバンド・摩天楼オペラのギタリスト・優介が、イベント準備中に不慮の事故で左上腕を骨折し、手術、療養が必要となったことが、28日に公式サイトで発表された。

 所属事務所とバンドメンバー連名による発表では、「2025年8月10日に日比谷野外大音楽堂で開催される『18th Anniversary Live』については、優介の演奏参加を見合わせ、本人からの挨拶のみの出演となる」と説明。
不測の事態によりファンや関係者に迷惑をかけることへの謝罪とともに、チケットの払い戻し対応についても追って案内することを報告した。

 優介も同日付でコメントを発表し、「大切な18周年公演を直前に控える中で、このようなお知らせをしなければならないのが本当に辛く、無念でなりません」と心境を吐露。「骨折を宣告された瞬間、心が真っ暗になった」と振り返りつつ、「皆さまの前でまた必ずギターを弾きたい。この一心です」と再起への意志をつづった。

 さらに、「今回ギタリストとして非常に重要な部位を骨折してしまいました」と明かし、「担当医・看護師らと協議の上、可能な限りの早期回復を目指して前向きに治療に臨んでいます」と、復帰に向けた意欲を示した。

 優介は2022年5月4日、東京・大手町三井ホールで行われた摩天楼オペラの15周年公演でバンドに正式加入。それ以前の約1年2ヶ月間はサポートギタリストとして活動していた。

■所属事務所/摩天楼オペラメンバー コメント全文
真夏の候 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、摩天楼オペラ優介(Gt.)が2025年7月27日のイベント準備中に、不慮の事故により左腕を負傷いたしました。専門の医療機関で受診し精密検査を行った結果、左上腕を骨折していることが判明し、入院、手術、当面の療養が必要となりました。このような事情から、メンバー、スタッフで協議の上、2025年8月10日に日比谷野外大音楽堂で行われます『18th Anniversary Live』での優介の演奏を見合わせさせていただき、皆さまへのご挨拶のみの出演とさせていただく運びとなりました。不測の事態とはいえ、楽しみにして下さっていたファンの皆さま、関係者の皆さまには多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。


なお、チケットをお持ちの方でキャンセルを希望されるお客さまにつきましては、払い戻しを行わせていただきます。方法は詳細が決まり次第、ご案内させていただきますので今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。 改めまして、ファンの皆さま、並びに関係者の皆さまには、ご心配とご迷惑をお掛けいたしますことをメンバー・スタッフ一同、心よりお詫び申し上げます。

■摩天楼オペラ・優介 コメント全文
いつも摩天楼オペラを応援してくださっているファンの皆さま、ならびに関係者の皆さま。
大切な18周年公演を直前に控える中で、このようなお知らせをしなければならないのが本当に辛く、無念でなりません。
皆さまのご期待に添うことが出来ないことを、心からお詫び申し上げます。
骨折を宣告された瞬間、心が真っ暗になり、今までおよそ経験したことのないショックを受け、崩れ落ちてしまいました。
でも今は、皆さまの前でまた必ずギターを弾きたい。この一心です。
18周年公演では私を除いた4人のメンバーが、出来る限りのパフォーマンスを行い、必ず形にすると意思を示してくれました。
このメンバーの心意気が、私にとっての大きな希望、救いとなっていることは間違いありません。
今回ギタリストとして非常に重要な部位を骨折してしまいましたが、担当医・看護師らと協議の上、可能な限りの早期回復を目指して前向きに治療に臨んでいます。

皆さまには引き続きご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、どうか今後とも摩天楼オペラへのご声援をよろしくお願い申し上げます。
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