ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演、『千と千尋の神隠し』で知られるジョン・ケアード演出の今作は2018年に初演され、2020年にはシンフォニックコンサートとして上演。
森が生まれたステージ上に立った光一は「いまだに想像ついていません。お客さんが入ってどんな感じになるのかなぁ」とぴんと来ていない様子で、井上は「個人的には聞いていた話とは全然違う。コンサートと聞いていたので立って歌えばいいと思っていたのですがものすごい動きがとてもありますね」とぶっちゃけた。
また光一も「衣装のチームがコンサートだと思ったらしくてそこまで動かないんじゃないかとデザインしたらしく…以外と動きにくい」と紹介すると、井上は「光一くんは舞台稽古の段階で背中が割れていた」と証言。光一は「フライングでもするのかと(笑)」と苦笑した。全部終わる頃には「ビリビリになってるかも」と井上に、光一は「それくらい動いています」と胸を張った。
一方で上白石からは「光一さんはすきあらばはけようとする」と暴露されると光一はすぐさま「そんなことない!」と弁解。上白石は「演者が上映時間ずっと板の上にいる。全員で作って全員でお届けしている。毎日楽しくてたった十何公演ですが、日々お客様との化学反応で違うものになっていくんだろうな」と満喫した様子で明かした。
井上いわく本編をやるより大変な部分もあるそうで、光一は「芝居もト書きで進行していくのできゅっとしている。
初演から7年を経てすっかりおなじみとなった光一&井上のタッグ。井上は「光一くんのとりまく状況が変わっていって『今どう?』とかいろんな話ができるようになった。大変なこともあるんでしょうけど光一くん自身がもっている世界が広がっているので刺激を感じつつ、でも稽古場のいかたや朝も起きてない感じとか…ここから夕方に向けて起きてくるので愛おしいよね」とキャストに呼びかけると、光一は「お気づきかもしれないけど(今も)まだ舌が回ってない」と気まずそうに反省し、笑いを誘っていた。
このほか、音月桂、島田歌穂、宮川浩、大澄賢也が参加した。