特集を「部屋を飾る、新世代クラフト」とし、日本の伝統に裏打ちされた確かな技術でおもしろい形を生み出す、若手作家に注目。
表紙のカットで、色とりどりのガラス作品に囲まれて、カメラを真っ直ぐに見つめた。巻頭企画では、丁寧な手仕事のなされた服に身を包み、富山ガラス工房や、北陸ならではのショップ、ギャラリーを訪ねながらファッションシューティング。さらに、日常的に工芸を楽しむあいみょんは、その向き合い方や自身のコレクションなどを披露。「人の評価や、聞きかじった知識ではなくて、やっぱり自分の中の『可愛い!』を信じていますね」などと、作品を選ぶ際の見極めについて語った。
富山は街ぐるみでガラス工芸を支援する、日本屈指の”ガラスの街”。表紙撮影の舞台となった富山ガラス工房は、富山市が作った場で、多くのガラス造形作家たちが作業を行う共同アトリエにもなっている。ガラスを溶解する高温の炉がある作業場は、40℃を超えるほどの暑さ。そのなかで黙々と手を止めずに作業をするIwamoto氏の姿を、あいみょんは長時間、真剣に見つめていた。
SNSでIwamoto氏の作品をチェックしていたというあいみょんは、初対面にも関わらず、クリエイター同士、意気投合。音楽とガラス、制作物は異なっても、ものづくりの過程やその姿勢にはお互い興味津々。あるある話でも盛り上がっていた。
そして同じく富山市にある、民芸を扱う「林ショップ」に足を踏み入れた瞬間、あいみょんの工芸熱が最高潮に。店主の林氏の説明に耳を傾け、あれもこれもと、たくさんの手仕事ものを手にとり話し込んでいた。
あいみょんが北陸を巡る姿を追いかけたショート動画が8日午前10時、GINZAのYouTube公式チャンネルにて公開される。