「重度障害者の就労・立ちはだかる壁」の取材VTRを放映。
就労者は、原則、障害福祉サービスのヘルパー制度を利用できず、深田さんの場合、それまで自己負担がおよそ3万7000円だったのが、約40万円の負担になるという。深田さんは、ヘルパーの助けを得ずに働き「なるべくなんでも自分でやる」と頑張るが、ときに、母が職場に足を運んで介助する。「ヘルパーを利用できればもっと可能性が広がる」と語りながら、前を向く姿が描かれた。
VTRを見届けた河田アナは「非常に高い志を持って…すばらしいなと思います」と涙を浮かべた。「なんで?」と疑問を呈し、スタジオレギュラーに意見を聞いた。
立岩陽一郎氏は「残念ながら我々が理解していないから政府も動かない。そこは変えていかなきゃいけない」とし、「テレビの力ってこういうものをちゃんと伝える点であることで言えば、私も習った」とコメント。河田アナは「まずは私たちが知る、私たちが理解する」と続けた。