本作は、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。主演を務める松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役に挑戦する。
妻・安城早智(あんじょう・さち)を演じるのは倉科カナ。これまでテレビドラマや映画、舞台に切れ目なく出演し続け、多方面で活躍を見せてきた倉科が、本作で初めて日曜劇場に出演する。本作で夫を演じる浜野とは、浜野が主演したNHK BSプレミアムの連続ドラマ『男の操』(2017年)で亡き妻を演じ、夫婦役での共演は今回が2度目。本作では、糖尿病の夫をサポートするしっかり者の妻・早智を演じる。しかし、夫は治療に対してどこかひと事で、早智はそんな夫に苛立ちを募らせている。
糖尿病を抱える夫・安城耕太(あんじょう・こうた)を浜野謙太が演じる。浜野は『グッドワイフ』(2019年)以来の日曜劇場出演で、松本とはNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)以来の共演となる。数々の作品で個性豊かなキャラクターを演じ、抜群の存在感を見せてきた浜野だが、本作で演じる耕太は、自己主張をしないおとなしい性格。糖尿病が発覚してからもどこか治療に後ろ向きな様子だ。
第4話は、そんな安城夫婦を、徳重の指示により、総合診療科に転科した滝野(小芝風花)と内科医の鹿山(清水尋也)の同期コンビが2人で診察にあたるという展開になる。