日航機墜落事故から40年　坂本九さんの妻が抱き続ける思い「本当に忘れられたくない」
9日放送のTBS系『情報7daysニュースキャスター』 画像（1枚）
　9日放送のTBS系『情報7daysニュースキャスター』（後10：00）では、「日航機123便墜落事故から40年～坂本九さんの妻・柏木由紀子さんが抱き続けている想いを語る～」と題した企画を届ける。

　この事故で亡くなった歌手の坂本九さん、その妻で俳優の柏木由紀子は、この40年間、癒えぬ悲しみから口を閉ざしてきた。
しかし、柏木さんは40年を前にある想いを抱く。

「あまり話したくはないけれど、でも40年という月日が経って、あんな大きな事故というか、本当に忘れられたくないというのがまずありますね。というのは、取材にみえた記者の方たちが皆様お若いんですね。あの事故の後に生まれた方ばかりで、“あぁ、そうか、そういう時代になっているんだな”というのをすごく感じて、これは辛いけど、忘れられないためには、やはりお話しした方がいいかなと思って･･･」

　柏木は自身と同じように、災害や事故で突然大切な人を亡くした人たちにメッセージを送る。「事故から40年経った今の私を見て下さって、毎日を楽しんで過ごしているというその姿を見ていただければ、少し力になれるかなと。誰にでも明日があるというか、前を向いて歩いていったら･･･」。

　今回、番組では柏木へ単独インタビューを行い、事故当時から現在に至るまで抱き続けている想い、そして、亡き夫・坂本九さんへの想い、ありし日の家族の思い出を語っていただいた。これまでテレビでは語られてこなかった想いを、貴重なご家族の映像、写真とともに迫っていく。番組では、坂本九さんと姉弟のように仲が良かった黒柳徹子にも取材。事故の悲しみで、胸が張り裂けそうな柏木の日々を支えた黒柳。どのような思いで支えてきたのだろうか。
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