本作は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムスを主人公にした、ダークファンタジー&ミステリー。
シーズン2では、ウェンズデーが再びネヴァーモア学園に戻り、家族、友人、かつての因縁と向き合いながら、予測不能な事件に巻き込まれていく。さらに、新たな敵や謎、そして彼女ならではの冷静な機知とブラックユーモアを武器に、新たな怪物の正体や隠された秘密に挑むことになる。
なかでも注目されているのが、ウェンズデーの相棒“ハンド”のさらなる活躍だ。ショーランナーのマイルズ・ミラーは「シーズン2ではハンド、そしてハンドの物語をもっと深く掘り下げたいと思いました。ハンド自身が、自分がどこから来たのか、残りの身体はどこにあるのかを疑問に思い始めているのか?と。物語が進むにつれて、ハンドにとって実に素晴らしい発見の瞬間があるでしょう」と明かす。
ハンドはウェンズデーの両親が学園に送り込んだ“スパイ”。その思惑に気付きながらも、ウェンズデーは相棒としてハンドと行動を共にし、さまざまな事件を一緒に乗り越えてきた。ウェンズデーに怒られれば拗ねたり落ち込んだり、時にはウェンズデーを思いやったり――言葉を発さず、表情もない存在でありながら、繊細な指の動きだけで驚くほど多くの感情を表現するハンドのかわいさに虜になる人が世界中で続出した。
そんな“ハンド”を演じているのが、俳優のビクター・ドロバントゥ。
撮影現場では、手の特殊メイクが崩れないよう、着替えや食事もすべて反対の手でこなしていたというビクター。そのストイックな姿勢と唯一無二の“手だけで演じる技術”によって、シーズン2のハンドはさらに深みとかわいさを増して帰ってくる。