■第96回のあらすじ
三星百貨店を辞めて独立した嵩(北村匠海)は独創漫画派という集団に所属し、そこで割り振られた仕事をこなしていたが、決して順調とは言えなかった。
■第97回のあらすじ
仕事のスケジュールで埋められた黒板を見て、声を弾ませるのぶ(今田美桜)。だが嵩(北村匠海)にそんな仕事はなく、ため息をつくばかり。一方、のぶは鉄子(戸田恵子)から思いもよらない言葉を告げられる。数日後、のぶは登美子(松嶋菜々子)の家を訪ねる。忙しい嵩に余計な心配をかけたくないと話すのぶだったが、登美子から意外な言葉が返ってきて、のぶは肩の力が抜ける。
■第98回のあらすじ
のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫画家として売れる気配のない嵩。そんなある日、いせたくや(大森元貴)が独特な雰囲気の六原永輔(藤堂日向)を連れて柳井家にやって来る。2人は嵩にミュージカルの舞台美術を手掛けてほしいという。
■第99回のあらすじ
たくや(大森元貴)と永輔(藤堂日向)の勢いに気圧され、嵩(北村匠海)は舞台美術の仕事を引き受けることに。さっそく絵コンテを描き上げ、嵩が改めてイメージを尋ねると、永輔はイメージは嵩に一任すると言う。愚痴りながらもせっせと描き上げる嵩に、のぶ(今田美桜)は楽しそうだと言ってそっと寄り添う。本番初日の前日。通し稽古後に細かく修正を加えていく永輔に、戸惑うたくやたち。彼らのやりとりに嵩は圧倒される。
■第100回のあらすじ
舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとたくや(大森元貴)がやって来る。しかし、嵩は聞く耳を持たず、やってみてはと言うのぶ(今田美桜)にも、口出ししないでくれと反論する。それ以来、ぎくしゃくする2人。