メンバー随一の“timeleszの千両役者”を決めるべく始まった新企画「5分で暗記せよ!名作ドラマ長ゼリフマン」。8人がフジテレビの名作ドラマの1シーンの再現に挑戦し、演技力を競うのだが、そのシーンの長ゼリフをたった5分の間に丸暗記して、その後すぐに演じなければならないという、演技力に加えて暗記力も求められる対決企画だ。
これまで、菊池vs松島聡vs原嘉孝vs猪俣による第1試合、佐藤勝利vs寺西vs橋本vs篠塚大輝による第2試合が行われてきたが、それぞれの予選でトップに立ったのが、菊池と寺西。今回はついにこの2人が激突する。“timeleszの千両役者”の座をかけて、「センリョウ決定戦」を繰り広げる。
課題作のドラマは、先に行われた予選2試合と同じく、キャビンアテンダントの神野桜子(松嶋菜々子)と平凡な男・中原欧介(堤真一)の恋模様を描いた“月9ドラマ”の名作『やまとなでしこ』(2000年放送)。予選では、メンバーが欧介の長ゼリフに挑戦したが、「センリョウ決定戦」では演じる役柄が変わり、なんと小野武彦扮(ふん)する桜子の父・神野勝の長ゼリフに挑むことに…。
ヒロインの恋人役からヒロインの父親役への急な変更に、菊池も寺西も戸惑うことしきり。しかも演じるのは、勝が嫁いでいく娘の桜子に万感の思いを伝え、別れを告げる名シーンとあって、2人がいる暗記ルームには、予選とはまた違う独特の緊張感が漂い始め…。
かくして幕を開けた決戦本番では、寺西、菊池の順に演技を披露していくことに。前回は、俳優部として長年培ってきた演技力を発揮、長ゼリフもほんのわずかなミスのみで、ほぼ完璧にこなし、みごと第2試合を制した寺西。
なお番組の前半では、「センリョウ決定戦」の前哨戦として、メンバー8人の中の最下位を決める「ダイコン決定戦」も開催。出場者は、第1試合で完全に素の表情を見せてしまった猪俣と、第2試合でセリフを1行丸々飛ばしてしまった橋本。演技に不慣れなせいで、不覚にもやらかしてしまった2人だが、今回こそリベンジなるか…不名誉極まりない“timeleszの大根役者”の称号の行方は。