野外上映イベント『PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園』が11日、東京・お台場海浜公園で開催され、今年35周年を迎える国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系 毎週日曜 後6:00)傑作選が特別上映された。上映前のトークショーには、スペシャルゲストとしてEXIT(兼近大樹、りんたろー。
)、『ちびまる子ちゃん』の監督を担当している高木淳氏、教育アドバイザーの清水章弘氏が登壇。EXITが本作との意外な縁を明かしたほか、監督がEXITの本編への出演の可能性について言及した。

 7歳の娘を持つ清水氏は、家族そろって『ちびまる子ちゃん』の大ファン。当日は中に着たTシャツやポケットチーフまで“全身まる子”スタイルで参加し、「こうして関われることが光栄」と笑顔を見せた。兼近は「小さい頃からずっと観ていた」と話し、小学生時代には“山田”に似ていると言われたエピソードを披露。「話し方や鼻水を垂らしていたところが似ていたのかも」と、会場を和ませた。静岡県出身のりんたろー。は「暮らしの一部に『ちびまる子ちゃん』があった」と振り返り、サッカー少年“ケン太”のモデルとなった、名古屋グランパス・長谷川健太監督が自身の大学時代のサッカー部の監督だったという意外な縁も明かした。高木監督は「登場人物の中には実在の人物がモデルになっているキャラクターもいるため、“自分のクラスにもいそう”だと思う。そのあたりが妙にリアリティがあり、その親近感こそが、長年愛され続ける理由のひとつだと思います」と語った。

 アフレコ経験について聞かれたEXITの2人は「やったことがない」と回答。EXITの出演の可能性について監督は「もしやっていただけるなら前向きに検討したい」とコメント。
これまで出演したゲストは、本人役か新たなキャラクターを演じるかのいずれかで、物語の舞台が1974年であるため、生まれていないEXITの2人はオリジナルキャラクターを演じる形になるといい、「今後登場するかどうか、ぜひ楽しみにしていてほしい」とメッセージを送った。

 MCはフジテレビの西山喜久恵アナウンサーが務めた。
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