俳優でアーティスト・のんが主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(全8話)が9月29日より、毎週月曜日午後8時から無料配信を開始する。今回、のん演じる主人公・国見飛鳥とバディを組み、飛鳥の父へ復讐を行う“共犯者”の元棋士・藤堂成悟役に、俳優の藤木直人が決定した。


 本作は、天才棋士の父に人生を奪われた飛鳥が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、自らの人生を取り戻していくヒューマンドラマ。辛い過去と向き合いながらも、前に進もうとする力強い女性の姿が丁寧に描かれる。のんは、これまでの透明感あふれるイメージを一変させ、かつてないほど影のある役に挑戦。抑えきれない怒りを胸に、“盤上で戦うダークヒーロー”を演じ、新境地を切り開く。

 藤木は、1995年に映画『花より男子』で俳優デビューし、今年俳優デビュー30周年を迎える。『ラストシンデレラ』(フジテレビ系)、『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)、現在放送中の『最後の鑑定人』(フジテレビ系)、さらには舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』など数多くの話題作に途切れることなく出演し続けており、ABEMAオリジナル作品への出演は今作が初出演となる。

 藤堂は、飛鳥の父に対して因縁の過去を持っている元棋士で、飛鳥に「将棋で復讐をしよう」と持ちかけ2人は“共犯者”に。そして藤堂の復讐計画の一つとして、飛鳥は“史上初の女性棋士”を目指していくことになる。また、藤堂は棋士から退いたあとは働かず、彼女に養ってもらっている“ヒモ男”。のんは「藤木さんと最初にお会いした時『めっちゃカッコいい!』とテンションが上がりました。たたずまいや表現、仕草に色気があって痺れました。藤木さんが藤堂のような荒っぽい役を演じられるのも意外で新鮮だったので、藤堂の荒っぽさと藤木さんの色気が合わさってメチャクチャカッコいい役だなと思いました」と今作が初共演となる藤木についてコメント。
のんも圧倒された、色気ダダ漏れなヒモ男姿にも注目だ。

 藤木は今作の出演決定に際し「見てもらう人によって自由にメッセージを感じてもらえる作品になったらいいな、と思います。『ただ見ていて面白かった』とか、『このキャラに共感した』とか…受け取り方は人それぞれで良いかと。働かないヒモのクズ男を支えてくれる彼女に共感する方もいるかもしれないし(笑)」と話し、「僕にとっては、この作品は“自分へのご褒美”のような、特別な一本でした。すごく、良い役を演じさせていただきました。少しでも多くの方に届いたらうれしいです」とコメントを寄せた。
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