“熱闘甲子園ドラマ”『あの夏に、夢中。』のエピソード「君がくれた歌」から、母役の南野陽子と高校生の娘役・田中美久の“親子”2ショットが公開された。


 『あの夏に、夢中。』は、高校野球にまつわる夏の主役たちの実話を基に描く、ショートドラマのシリーズ。全国から集まった数々のエピソードの中から、「新聞紙弁当」「白線越しの夏」「君がくれた歌」「縁の下の女神」の4つの物語を届ける。

 1つ目のエピソード「新聞紙弁当」は、配信開始1週間でTikTok再生回数800万回を突破した。祖父は孫のために弁当を一生懸命作っているが、その気持ちは孫には届かない。家に帰るたびに「ホームラン打ったか?」と聞かれ、毎日変な弁当を渡す祖父にうんざりする孫。「明日からお弁当はいらない、お金だけ置いておいて」そっけない態度をとる孫…。

 南野と田中が共演する「君がくれた歌」は、野球部マネージャー・夏海(田中)が血液のガンと診断されながらも、野球部や母親(南野)に支えられながら生きていくストーリー。歌手になる夢を抱いていた夏海は、闘病中に野球部のみんなへ応援メッセージを詩として残していた…。セーラー服姿の田中に、南野がやさしく寄り添う姿が披露された。

■熱闘甲子園ドラマ『あの夏に、夢中。』エピソード一覧
「新聞紙弁当」(配信中)
出演:絃瀬聡一、小泉遥香(超ときめき▽宣伝部)※▽=ハートマーク ほか、監督:西田卓馬(ごっこ倶楽部)
高校3年生の絃瀬聡一は、強豪校で野球をするために祖父の家で暮らしている。
祖父は一生懸命弁当を作ってくれるのだが、新聞紙に包まれている特殊なお弁当。友人にからかわれ、「明日からお弁当はいらない」と突き放す。そんな聡一を見守る遥香は、感謝を伝えるように背中を押すのだが…。

「白線越しの夏」8月12日(火)配信スタート
出演:鈴木瞳美(≠ME)、渡邉大器ほか、監督:西田卓馬(ごっこ倶楽部)
地方大会の全校応援に来た瞳美。「あつい、帰りたい」と愚痴をこぼしていると、スタンドの野球部の1人が“ダイナミック琉球”の応援歌をアカペラで歌いだす。静まり返る応援席に、響き渡る声。その姿を見て感動した瞳美は、自分も野球部を応援したいと、大器に相談し、生徒会に入会希望を出す。そして、翌年、野球部の大会で…。

「君がくれた歌」8月18日(月)配信スタート
出演:田中美久、南野陽子ほか、監督:西田卓馬(ごっこ倶楽部)
野球部のマネージャーをしていた夏海(田中美久)。最近、スカートが入らないことで悩んでいた。病院へ行くと血液のガンが発覚し、すぐに抗がん剤治療をすることに。落ち込むママ(南野陽子)に、明るく過ごそうと約束をする。
闘病中も、野球部のことをずっと気にかけていた夏海。生前、書き留めていたノートを開くと、そこには野球部への応援歌が綴られていた。

「縁の下の女神」8月22日(金)配信スタート
出演:大川泰雅、ティモンディ高岸ほか、監督:西田卓馬(ごっこ倶楽部)
高岸監督に「野球部のマネージャーになりたい」と言っている女子生徒を職員室で見かけた泰雅。正直、すぐに辞めるだろうと心の中では思っていたが、仮マネージャーとなった彼女は、毎日掃除をし、テキパキと仕事をこなしている。もともと応援団だった彼女が、なぜマネージャーになったのか?彼女は“仮”から正式なマネージャーになれるのか?
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