俳優の木村文乃が主演し、Snow Manのラウールと共演するフジテレビ系木曜劇場『愛の、がっこう。』(毎週木曜 後10:00)第6話が、14日に放送される。
このほど、第6話のあらすじ・場面写真が公開された。お互いの気持ちを確認した愛実(木村)とカヲル(ラウール)が、その気持ちに終止符を打つために過ごす“最後の1日”を描く今回、2人だけのシーンが全体尺45分のうち42分という異例のエピソード回となる。

 本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う。

 2人が“お別れ遠足”に選んだのは、三浦海岸。カヲルが幼い頃に憧れた京急電車に乗って向かう。スマートフォンの電源を切り、遠足にでかける子どものように無邪気にはしゃぐ2人。解禁された場面写真の1枚目は、最初に訪れた海南神社。愛実は参拝の方法を知らないカヲルに丁寧に教えていく。その後、愛実の提案で、絵馬を書くことに。願いごとをゆっくりと書くカヲルを愛実は優しく指導する。

 2枚目は公園で休憩するシーン。
「美肌はホストの命だから」と言いながら、愛実に日傘を差し掛けるカヲル。「相合い傘は雨を防ぐものだけど、私たちには太陽を防ぐ日傘が似合う」という愛実のモノローグが2人の関係性を物語っている。3枚目は、夕日が照らす海辺に立ち寄る2人。カヲルは「遠足って、夜までないよな…」とつぶやき、愛実は「普通はね」と寂しそうに笑う。別れのときが迫る中、メガネを外した愛実はカヲルと名残惜しそうに思いを交わす。夜になり、三浦海岸駅に戻ってきた2人に現実が押し寄せて…。

■プロデューサー栗原彩乃(フジテレビ ドラマ・映画制作センター)コメント

愛実とカヲルの恋路を応援してくださっている視聴者の皆様、本当にありがとうございます。6話では、互いの人生を慮り、別れを決めた2人の一日が描かれます。それは夏の太陽と海に負けないぐらい、キラキラと笑顔の絶えない1日となりました。楽しくて、幸せ過ぎて、これが最後だということを、忘れてしまうほどに…。“ただ、愛しいだけ”それだけのことが許されない、2人の遠足を、どうか見守ってあげてください。

■第6話あらすじ

小川愛実の父・誠治(酒向芳)に指示されホストクラブ「THE JOKER」を訪れた母・早苗(筒井真理子)から、「結婚を前にした娘を惑わさないでください」と札束の入った封筒を渡されたカヲル。
カヲルは「僕たちはお金を恵んでほしいわけではないんです。どうしてもって言うなら飲んで楽しんでいってください」と告げ、愛実に会うため学校へ向かう。校門越しに想いを打ち明ける2人。カヲルは1日だけ2人で遠出をし、それで最後にしようと提案する。

当日、カヲルが幼い頃に憧れていた京急電車に乗り込む2人。深夜まで飲んでいたカヲルは、愛実にもたれかかってまどろむ。三浦海岸で降りた2人は神社へと向かい、絵馬に願いごとを書く。文字を書こうとするカヲルを、愛実は優しく指導する。

学校での悩みを漏らす愛実に対し、カヲルは「本当は学校に行きたかった」と打ち明ける。誰もいない青空教室で“学校ごっこ”をする2人。愛実は、過去に婚約者にフラれて海に飛び込んだ話をする。誰にも言えなかった話を打ち明けて一緒に笑うことで、気持ちが軽くなる愛実。


2人は昼食をとるため食堂へ。会話の中で、価値観のズレから衝突し、2人の間には気まずい空気が流れてしまう。食事を終え、カヲルはパチンコ店へ。仕方なく付いていく愛実。“お別れ遠足”の時間は刻々と過ぎていき、別れの時が近づいて…。
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