プロレスラーの蝶野正洋、ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの武知海青が14日、東京・京王百貨店新宿店にて行われた『アントニオ猪木デビュー65周年記念 INOKI EXPO』オープニングイベントに登壇し、テープカットを行った。

 イベントでは、アントニオ猪木さんの付き人もしていた蝶野が、本展のアンバサダーでプロレスラーとしても活動する武知とともに猪木さんを振り返った。
猪木さんが引退した年に生まれたという武知が「やっぱり強い、ちょっと怖い、って聞いています」とイメージを明かすと、蝶野は「猪木さんは常にオーラが出ていますから、付き人2年半やりましたけど、特にリングに上ったとき、対戦相手は怖いだろうなって思いながら後ろから見てました」と回顧した。また、1回だけ怒られたことがあったといい、「自分は遅刻魔なので遅れたときに1回怒鳴られたことがありました」と告白。「付き人のときから遅刻してるんですか!?」と問われると「それは付き人じゃない!取締役になってから会議でね」と慌てて訂正し、「付き人のときには遅れたことは…多分なかったと思います」と曖昧に答えて笑いを誘った。

 本展では、猪木さんのゆかりの品のほか、プロレス界のレジェンドたちの記念品も展示。アンドレ・ザ・ジャイアントさんの足の大きさを足のサイズ28.5センチの武知が比べてその大きさに驚くなど、展示も2人で見たあとは、本展のパネルの前でテープカットを行った。テープカットの直前には蝶野が「フライングはなしですよね」と言いながらもフライングするそぶりで笑わせ場を和ませた。本番ではきっちりテープカット。腕を掲げて開幕を喜んだ。

 本展は、2023年8月に全国初となる「燃える闘魂アントニオ猪木展」が開催され、その好評ぶりから24年6月に大幅に規模を拡大して「超・燃える闘魂アントニオ猪木展」を展開。3回目を迎える今年は猪木さんのデビュー65周年を記念し、猪木さんの引退ガウンなど貴重な品々が特別展示されるほか、アパレルやグッズが150種以上販売される。また、会場外の8階レストラン街では豪華ゲストが来場する「復活!アントニオ猪木酒場」が予約定員制で期間限定営業される。イベント開催を記念して、京王線では猪木さんの名シーンをポスターで紹介する「闘魂トレイン」も運行。


 イベントは、きょう14日~21日に東京・京王百貨店新宿店7階大催場にて開催される。
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