『夏の特別編2025』唯一の新作で出口が主演を務める『或る訳ありの部屋』は、居酒屋で働くある女性がヘルプのために訪れた支店で想像を絶する恐怖に遭遇していく…。
笠間真衣(かさま・まい/出口)は、勤める飲食店の支店からヘルプを頼まれる。1ヶ月間の長期で遠方ということもあり、会社が支店近くにマンションを用意してくれていた。しかし用意されていた部屋は昼間でも暗い雰囲気で、壁には「何か貼ってあったものを剥がした」かのような跡があり不穏な空気が漂っていた。部屋の暗さは気になったものの、ヘルプ先の店舗は働きやすい上に仕事も苦ではなく安心する真衣。その一方で、真衣の前にヘルプへ行っていた先輩が、わずか3日で帰ってきてしまったことが気になっていた。
しかもその先輩は何が嫌だったのかも明かさず、ただ「忘れたいから…」としか話さない…。その日の夜、真衣は寝ていると急な金縛りに襲われ、地鳴りのような音をきく。懸命に体を動かそうとするが、体がまったく動かない。なんとか薄目を開けると、そこには狂気に満ちた笑みを浮かべる女が立っていて…。
このほか、今回放送されるのは、小栗旬主演『黄泉の森』(2004年)、上野樹里主演『行きずりの紊乱者』(2004年)、岡田将生主演『右肩の女』(2012年)、石原さとみ主演の『S銅山の女』(2014年)、綾瀬はるか主演『怨みの代償』(2009年)、佐藤健主演『顔の道』(2009年)の6作品となる。
■出口夏希コメント
―― 『ほん怖』初出演の感想を教えてください。
「ホラー作品は実は少し苦手なので、まさか自分が主演として『ほん怖』に出演させていただくとは思っていませんでした。
―― 今作の見どころはどんなところですか?
「『或る訳ありの部屋』は、主人公が金縛りになってしまうところから、徐々に恐怖体験に遭ってしまうという物語です。台本を読みながら“今日金縛りになっちゃったらどうしよう”とヒヤヒヤしていました。そして、今回のお化けは本当に怖いです!撮影のときは超至近距離にお化けが来て撮影したので…どんなシーンになっているのか楽しみにしていただきたいです」
―― 最近“ヒヤっ”としたエピソードはありますか?
「最近マネージャーさんと韓国へ弾丸旅行に行ったんです。帰りの飛行機に乗るため空港に向かうとき、現地の方は“空港まで2時間はかかるから”と言ってくれていたのに、“距離的に1時間くらいで着くでしょ(笑)”と思ってギリギリに出発してしまったんです。そうしたら、事故渋滞も重なって…搭乗ギリギリの時間に到着しちゃったんです(汗)。予約していた飛行機に乗れなかったらもう1泊しないといけなくなってしまうので…ヒヤヒヤしました。」
―― 放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします!
「今回放送される『夏の特別編』では6本の歴代名作エピソードが放送される中で、私が出演させていただく作品が唯一の完全新作エピソードになります!苦手なホラー作品を、頑張って挑戦させていただいたので、『ほん怖』を見ながらゾクっとした夏の夜をお過ごしください!」