ミッチェルさんは1978年7月1日生まれ、静岡県出身。2歳半からピアノを始め、高校、大学では声楽を学んだ。在学中から音楽家として活動し、卒業後は二期会オペラストゥーディオ予科を上位の成績で終了。その後もオペラ歌手としてだけではなく、幅広いジャンルの歌い手として、ウイーンでの交流コンサートや全国600を超える小中高校での公演など、さまざまなコンサートやライブに出演した。
シンガーソングライターのカノンのバックコーラスを6年間務めたほか、小澤征爾音楽塾にも参加し、『カルメン』をはじめ、オペラ3作品に出演。2010年には日本卓球連盟JTTA決勝戦で国歌斉唱を担当したほか、作詞家としても活躍した。
2019年には40歳にしてNSC(東京25期)に入学、同期生から「25期の母」と親しまれた。卒業後は音楽家からの愛称である「ミッチェル」の芸名で芸人としても活動。配信アプリ「17LIVE」内で開催された「よしもと100人ライバープロジェクト『イチナナ1グランプリ』」で2位の成績を収めるなど、多彩な才能を発揮した。
2024年3月に吉本興業のWEBメディア「FANYマガジン」のインタビューで、子宮体がんステージIVのBと宣告されたことを公表。医師から「手術をしても5年生存率は20%です」と告げられた際、「この20%にあなたがなればいいんですよ」と言われ、「その言葉に目からウロコというか、感動しました。