俳優・斎藤工(44)が主演し、子役の永尾柚乃(8)と共演するテレビ朝日系ドラマ『誘拐の日』(毎週火曜 後9:00)の第8話が、きょう26日に放送される。今回から“完結編”に突入する。


 本作は“心やさしきマヌケな誘拐犯”新庄政宗(斎藤)ד記憶喪失の天才少女”七瀬凛(永尾)という奇妙な凸凹バディが次々と襲いかかる危機を乗りこえながら犯人捜し&逃亡劇を繰り広げる、巻き込まれ型ヒューマンミステリー。

 これまでは、凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害され、新庄は誘拐だけでなく殺人容疑者として、ベテラン刑事・須之内司(江口洋介)ら警察に追われる身に。しかも、凛は自身の父・七瀬守(半田周平)が人工的に作りだした天才児であると判明。その研究=“次世代知能開発プロジェクト”に出資する医学博士・水原由紀子(内田有紀)とシンガポールの投資会社“Zキャピタルズ”の責任者・ケビン福住(鈴木浩介)らに狙われ、新庄と凛は壮絶な逃亡劇を繰り広げてきた。

 前回の第7話では、新庄と凛が30億円をかけた大胆不敵な脱出計画を成功させたのもつかの間、2人の味方になってくれた弁護士・山崎忠(深澤辰哉)が、福住の手下・鮫洲豪紀(栄信)に刺される急展開が起き、SNSも「凛ちゃんをかばって刺されたのか、山崎さん」「や~~山崎先生死なないで」と騒然。さらに、汐里(安達祐実)だけでなく、新庄もかつて七瀬家の養子だった驚きの真実が明らかになったほか、汐里が不敵な笑みを浮かべながら福住の前に立ちはだかる戦慄のラストに「やばい政宗と汐里の幼少期想像もしてない展開だった、汐里こわすぎる」「汐里、やっぱり真っ黒だった。子ども時代の行動がエグい」「こっっっわ 真の黒幕ってしおりだったんだね」などの声が寄せられていた。

 そして“完結編”が開幕する今夜の第8話では、再合流した新庄と凛のバディが、どんどん事件の核心へと近づいていく。前回のラストで新庄が汐里のマンションで見つけた七瀬家の防犯カメラデータ…。いったいなぜ、汐里が防犯カメラ映像を持っていたのか。そこに映っていた驚きの人物とは。

 その後、2人は今、最も信頼できる存在である須之内刑事と協力。
一連の謎を3人で整理するうち、これまでの捜査を根底から覆す“ある可能性”に行き着くことに。やがて、誘拐の日の凛の記憶、新庄の少年時代の記憶がよみがえり、30年前からの因縁が絡み合う事件の輪郭が色濃く浮かび上がる。しかし、すべての謎にたどり着く寸前、新庄に絶体絶命のピンチが襲来。ついに“疑似親子バディ”新庄と凛に“涙の別れ”が訪れる。
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