「日本らしい美しさで社会をより良くする」ことを目指して開催される「第58回ミス日本コンテスト2026」の東日本地区大会が25日、新宿・京王プラザホテルで開催され、2026年1月に開催予定の本大会に出場するファイナリスト7人が決定した。そのうちの一人、早稲田大学 人間科学部 人間情報科学科 2年・正木由優さんは「バレエで培われた表現力を生かし、今後はアナウンサーとして私自身の言葉で多くの人に勇気や希望をお届けする、そんな存在になりたいと思っております」と意気込みを語った。


 バレエ歴15年の美しい立ち姿で登場した正木さん。「『真・善・美』。『真はまこと、善は行為、美はその結果』を理念とするバレエ学校で15年間クラシックバレエを続けてまいりました。ただ踊るだけではなく、心の内面を磨き、真心を込めて踊りをお届けすることで、多くの人に希望や笑顔をお届けしてきました」と、バレエに賭けてきた想いを語る。

 そして「そこで培われた表現力を生かし、今後はアナウンサーとして私自身の言葉で多くの人に勇気や希望をお届けする、そんな存在になりたいと思っております。昨年からはアナウンス・スクールに通い、言葉の担い手として勉強を続けております。テレビ朝日系列の通販番組やコマーシャルなどでMCを担当する中で、多くの人々に届く言葉を伝えるには、まず自らが言葉をきちんと咀嚼し、そして誠意を込めてお伝えすることが大切である、と学んでまいりました」と、自身の将来の夢、そこに向けての努力を語り、「今ここに立てていることを心から光栄に思い、さらに上を目指すものとして、今一度背筋を伸ばし直し、さらに精進してまいりたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします」と、まっすぐ前を向いた。

 最後に審査員に求められ、バレエの一部を披露。「バレエでは踊り終わった後にお辞儀をするのですが、“観てくださってありがとうございます。どんなことが伝わりましたか?”ということを、感謝の気持ちを込めて、お伝えするためにお辞儀をいたします」と、ステージ上で本番さながらの心のこもったお辞儀を披露した。

 ミス日本コンテストは「日本らしい美しさ」磨き上げ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。
3つの美(内面・外見・行動)を掲げ、これを備えた女性を数多く輩出している。当日は24名(25名の候補の内欠席1名)が、洋服での自己PR、質疑応答、そしてスポーツウェアでの審査に臨み、7名のファイナリストが決定した。

 今回行われた東日本地区大会は、来年1月に行われるミス日本コンテスト大会に出場するファイナリストを決定するための大会で、東西2地区に分かれて行われる大会の「東日本」エリアの代表を選出する。またファイナリストは9月から毎月行われる特別な勉強会に参加でき、総合的な美を磨く機会が贈られる。

■「第58回ミス日本コンテスト2026」東日本地区代表に選ばれた7名
●正木由優さん/まさき・ゆゆ/東京都出身/20歳/早稲田大学 人間科学部 人間情報科学科 2年
●野口絵子さん/のぐち・えこ/東京都出身/21歳/慶應義塾大学 総合政策学部3年 総合政策学科
●石澤春菜さん/いしざわ・はるな/東京都出身/21歳/国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科4年
●志村美帆さん/しむら・みほ/東京都出身/19歳/慶応義塾大学 法学部 法律学科1年
●平嶋萌宇さん/ひらしま。もね/福岡県出身/21歳/筑波技術大学 総合デザイン科 クリエイティブデザイン学
●岡田帆夏さん/おかだ・ほのか/兵庫県出身/20歳/国際基督教 大学教養学部 アーツ・サイエンス学科2年
●石原菜月さん/いしはら・なづき/東京都出身/21歳/玉川大学 リベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科3年
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