ドラマのタイトルはことわざ「海老で鯛を釣る」をもじったもので、自分を“鯛にはなれない小エビ”と自虐する25歳の衣料品メーカー広報部OL“海老子”こと海老原唯子(田辺)が、これまで“無難な恋”しかしてこなかった人生を一転させ、“ハイスペ鯛男”との本気の恋を目指して突き進む姿を描く。
海老子の前に現れるのは、沼のようにハマってしまうミステリアス男子・水沼脩(中川大輔)、一途な愛をくれる“韓国王子様”パク・ジョンス(&TEAM・EJ)、安定をくれる幼なじみ・三浦拓未(草川拓弥)、そして完璧すぎるハイスペック上司・鯛島亮介(桜田通)の4人。現代的な恋愛観を反映したリアルなせりふと、選択肢の分岐点に立つたびに“幸せのかたち”を模索する構成が、視聴者の共感を呼ぶ。恋をすれば悩んでしまう、そんなすべての“恋愛迷子”に捧ぐラブストーリーとなっている。
海老子は、ついに憧れのハイスペック上司・鯛島から告白された。しかし、自分が本当に鯛島と釣り合うのか自信がなく答えを保留にしてしまい、親友の沙耶(加藤史帆)にあきれられる。
水沼を逆恨みする溶子(橋本マナミ)との言い争い後から、水沼は店を閉めていた。心配した海老子が水沼の部屋へ押しかけると、やけ酒でボロボロになっていた。水沼は、溶子に恨まれるのは自業自得だと作り笑いを浮かべる。女性にモテながらも、人知れず苦しんできた過去を打ち明ける水沼を、海老子は引くどころか「店長らしい」と受け止める。
その後、海老子は帰宅するが、お土産を渡し忘れたことに気づき再び水沼の店へ。すると待ち伏せしていた溶子が現れ、海老子にまたもや危機が訪れる。