Number_iの岸優太が、28日発売の『ヌメロ・トウキョウ』10月特装版の表紙にソロで初登場する。

 特装版は、通常版には掲載されていない4ページを追加した計14ページで、「LATE CHECK OUT:岸優太の日常と非日常」を大特集。
20代最後の瞬間を切り撮った写真と、29歳の等身大の心で語ったロングインタビューで構成される。

 唯一無二であること。それは、Number_iが大切にしている価値観であり、岸優太という人間を象る言葉でもある。純粋に心が楽しいという気持ちに満たされながら、どこまでも自由に、また大胆に挑戦する。約1ヶ月後、30歳を迎える彼がグランド ハイアット 東京でレイトチェックアウトまでの時間をゆっくり愉しむ。29歳から30歳へと移り変わる、人生の“節目”のときに仕事のこと、仲間との絆、将来についてなど、新たなステージへ向かう心境を語った。

 「LATE CHECK OUT」と題する「ヴィジュアルストーリー」では「グランド ハイアット 東京」を舞台に、普段なかなか見ることができない、彼の“日常と非日常”にクローズアップ。広々したホテルにゆっくりと流れる時間。とびきりモードなファッションを身に纏った“非日常の岸優太”と、歯磨きをしたり、浴衣に着替えてお茶を淹れながらくつろぐ“日常の岸優太”とのコントラスト。彼が持つ多面的な魅力を表現した20代最後の瞬間を映し出す物語となった。

 約1ヶ月後の9月29日、30歳の誕生日を迎える岸。20代から30代へと移り変わる人生の節目を目前にして、彼は「30歳になるのが悔しい…」と打ち明けた。
「30歳になることが、こんなにも複雑な気持ちになるとは思ってなかったんですよね(笑)。20代をまだまだ味わい尽くせてないのに、気づけば終わりが見えてきている。でも、『じゃあ、やり残したことがあるか?』って言われたら、そうでもない」と、ありのままの自分を大切にする、飾らない彼らしい言葉で話した。

 2ページにわたるロングインタビューでは、デジタルシングル「未確認領域」について、Number_iが生み出すクリエイションや3人の関係について、彼が理想とする「かっこよさとは?」など、さまざまな質問に対して心の内をたっぷりと本音で語っている。

 Number_iの現状を尋ねると、「ピュアですね」と即答。「好きなことに一直線で、計算も打算もなく、ただ夢中で走っている。自分たちの立ち位置、フェーズみたいなものはあまり考えてなくて、ただただ音楽を楽しんでいます。だからこそ、どんなことも吸収できる。それが今の僕たちの強さであり、原動力にもつながっています」と回答。

 また、「3人それぞれ、好きな音楽もファッションも全然違うんです。でもその個性が混ざり合って、ひとつになる方が絶対面白いし、強い。個性の違う3人が、それぞれの“かっこいい”を持ち寄って、一緒にひとつの世界を作っている。
それって簡単なようでいて、実は奇跡みたいなことなんだと思います」と説明した。

 違いを許容し、影響を受け合うこと。その関係性の心地よさを、岸は「風通しがいい」と表現する。「(中略)ルーツも趣味もバラバラだけど、それぞれの“好き”が混ざり合って、新しいものになっていく過程が面白い。なにより、(平野)紫耀と神宮寺(勇太)のことを、僕自身も常に知っておきたいんですよ。ふたりとも幅広くいろんな音楽が好きだし、ふたりのかっこいいと思うものに刺激をもらって、自分の感性も自然と影響を受けて、更新されていくから」と語った。

 昨年、Number_i 全員でヌメロ・トウキョウに登場したとき、3人の関係値を“言葉に表せない唯一無二のもの”と語った。「今も変わっていません。家族や友人、ビジネスパートナー……そのどれもが融合されていて、うまく言語化できないですね。ただ間違いなく、3人の違った個性をつないでいるのは、『唯一無二でありたい』という意志」と答えた。
編集部おすすめ