日本のApp Storeで1週間にダウンロードされたiPhoneゲーム数の集計を基に作成した「App Store iPhone 週間ゲームチャート」※。最新調査(2025年8月25日~31日)では、「無料ゲームチャート」1位に『怪獣8号 THE GAME』が初登場、「有料ゲームチャート」1位には『8番出口』がランクインし、前週6位からジャンプアップした。


◆『怪獣8号』の世界観を存分に味わえるターン制コマンドバトルゲーム

 「無料ゲームチャート」1位に初登場した『怪獣8号 THE GAME』は、『少年ジャンプ+』で連載、世界的なヒットを記録した漫画・アニメ『怪獣8号』の世界観を存分に味わえるターン制コマンドバトルゲーム。災害のごとく、突如としてあらわれる巨大な「怪獣」たちと、怪獣を討伐する「日本防衛隊」との数々の死闘が、ハイエンドなグラフィックで再現されている。おなじみのキャラクターに加え、本作だけのオリジナルキャラクター「四ノ宮サガン」も登場する。

 続く2位も新作で、一人でも二人で協力しても楽しめる縦スクロールの弾幕シューティングゲーム『ACECRAFT』が初登場した。アタッチメントと呼ばれるアイテムがランダムで入手でき、プレイヤーはそれらを戦略的に獲得して、自分の能力を向上させていく。レトロなカートゥーン調で描かれているイラストデザインが特徴の1つで、現在期間限定で『トムとジェリー』とのコラボイベントが開催されている。

 3位には、ブロックゲームと頭脳パズルゲームを組み合わせた『ブロックブラスト(Block Blast)』がランクイン。同チャートで上位常連のタイトルで、操作はシンプルながらバックに流れる効果音やリズムも楽しい。

 なお、新作としては『怪獣8号 THE GAME』、『ACECRAFT』のほか、『Destiny: Rising』が9位に初登場した。

◆映画公開で注目度高まる?『8番出口』が6位→1位に浮上

 一方「有料ゲームチャート」1位の『8番出口』は、SteamやNintendo Switchですでに配信されていた人気タイトルのiOS版。地下鉄の構内のような不気味な世界観のステージが特徴。一見同じデザインの駅の通路だが、ちょっとした違いがある場合は引き返し、違いがない場合は次のステージに進むというのが本作のルール。
0番出口からはじめ、最終的には8番出口まで辿り着くことを目指す。

 本ゲームは、二宮和也主演で実写化した映画『8番出口』が8月29日に公開。初日から3日間で動員67万2000人、興収9億5400万円をあげ、全国映画動員ランキング(8月29日~31日の3日間集計、興行通信社調べ)2位に初登場する評判で、映画公開にあわせてダウンロード数を伸ばしたとみられる。

 続く2位には『Minecraft』、3位には『スイカゲーム-Aladdin X』と、根強い人気を誇る2タイトルが続けてランクイン。4位は、ドット絵がかわいらしいシミュレーションゲームで知られるカイロソフトの『魔王城ものがたり』で、初登場以来4週連続でTOP5入り(2位→2位→3位→4位)の人気を見せている

 ランキングTOP10は「ORICON NEWS」でご覧ください。

※ランキングについて
 日本のApp Storeで1週間にダウンロードされたiPhoneアプリ/ゲーム数の集計を基に作成したランキング。集計期間は、前週の月曜~日曜日。ゲームアプリが対象の「App Store iPhoneゲームチャート(有料/無料)」、ゲーム以外のアプリを対象にした「App Store iPhone アプリチャート(有料/無料)」の計4ランキングを、「ORICON NEWS」内で発表している。
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