お笑いコンビロザン宇治原史規が、2日放送のMBSテレビ『よんチャンTV』(月~金 後3:40 ※関西ローカル)に出演し、サントリーホールディングス・新浪剛史氏の会長辞任について言及した。

 新浪氏の辞任は、違法の疑いがあるサプリメントをめぐって捜査を受けたことがきっかけ。
サントリーHDは「捜査の結果を待つまでもなく、サプリメントに関する認識を欠いた新浪氏の行為は当社代表取締役会長という要職に堪えないと判断し、同氏と協議したところ、一身上の理由により役職を辞任したいとの申し出があり、9月1日付で受理したものです。なお、同氏が購入したサプリメントは当社グループ商品ではありません」とした。

 『よんチャンTV』では、川崎拓也弁護士が「早めに対処することによって、信頼を失う範囲を狭めようと思ったというリスク管理の方法なんでしょうね」と説明。

 宇治原が「サプリメントを扱うような会社だからということはあるんでしょうかね?」と聞くと、川崎弁護士は「それも一つあると思います」とし、「大きな、いろいろ事業を手がける中で、サプリメント、あるいは健康食品というのもグループの中でやっていますので、なおさらっていうところが強調されたのかな」と推察した。

 また、宇治原は、辞任について「会社としてそうせざるを得ないのは分かる」とした上で、「広い範囲でいうとね、冤罪とかそういうことも含めて、それは日本の報道の仕方、司法制度もそうですけど、容疑者を犯罪を犯した前提で話してしまったり、僕はそれは気になっているので、以前から。その前例となってしまわないかなという危惧が少しだけあります」と私見を述べた。
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