本作は、同局の水曜午後9時枠に10年ぶりに誕生した新作ドラマ。現代捜査のキーマンとも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、【SSBC=捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)】が舞台。【SSBC】の中に新設された、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班“SSBC強行犯係”のメンバー、そして彼らを取り巻く人々の活躍を描く。
最終回では、22年前に起きた拳銃強奪事件とホームレス射殺事件に隠されていた、誰も知らなかった真実が明らかになる。そして久世官房長官(佐藤浩市)が名波(相葉雅紀)をSSBCに送り込んだ本当の理由も語られる。
最終回を前に、大森、相葉、松下が無事クランクアップ。脚本家の福田靖氏、監督の田村直己氏から花束が渡されると、3人からは次々と笑顔が。大森が「この役(伊垣修二・役)をやって、“俺、刑事モノが好きなんだ”って気づきました。こういう刑事モノを当たり前のように見て過ごしてきて、そのまま大人の役者になったので、あの頃のことをたくさん思い出しましたし、またこの役をやりたいなという気持ちが高まりました」と話す。
相葉も「試行錯誤はしましたが、名波というある種“ミステリアス”な役をやらせていただいたことは貴重な経験になりました。またパワーアップして戻ってきたいです!」と力強く宣言。松下も「のびのびと役を演じさせていただき、皆さんの優しさに本当に救われました。
また、福田氏は今夜放送の最終回に向け、「名波がSSBCにきた理由や、久世官房長官のドラマにおける存在理由も分かってきて…ラストに相応しい内容だと僕は思っています。ど派手な内容ではないものの、満足してもらえる展開だと思いますのでぜひ楽しみにしていただきたいです」とコメント。「僕としてはまだまだキャラクターを描き切れてないんです。手探りのまま終わった気持ちもちょっとあるので、機会があれば…もっとキャラクターをくっきり際立たせていきたいなと想いはあります。あと…各キャストの皆さまの代表作のようなものになってくれたらうれしいなと思っています」と今後の展開への期待も寄せた。