今回、出張鑑定は「第23回名画鑑定大会」。そこで登場したのが、山下清の水彩画。依頼人の父が気に入っていた絵だそう。
本人評価額は100万円。その結果は1500万円。まさかの鑑定額に依頼人は驚きのあまりくらっと。目からは涙がこぼれた。鑑定した「永善堂画廊」代表取締役の山村浩一氏は「本物くわえて、名品」と評価。「山下の中では珍しい20号の大作」と分析した。
山村氏によると、1961年にヨーロッパ各地を旅した山下が、スウェーデン・ストックホルムのスカンセン野外博物館の敷地にあるブレダブリックタワーを描いたものだという。
ネットでは「1500万円はえぐい」「これはスタジオ行きだったんじゃ?」「1500万!????」など驚きの声が寄せられた。